結婚していない理由については、「結婚したいと思う相手がいないから」(38.2%)が最も多く、以降は「特に理由はない/答えたくない」(25.3%)、「自分ひとりの時間が減るから」(23.6%)、「経済的に十分な生活ができるか不安だから」(21.5%)と続いた。
未婚者の約4割が「結婚したい相手がいない」と回答しているが、実際に結婚相手に求める条件はどのようなものだろう。1位は「一緒にいて気が楽」で62.4%、2位「思いやり/優しさがある」(61.9%)、3位「一緒にいて楽しい」(48.8%)となった。
また、結婚生活を始めるのに必要だと思う夫婦の合計年収は、「500万円~600万円未満」(19.6%)と回答した人が最も多かった。次いで「400万円~500万円未満」(16.7%)、「600万円~700万円未満」(11.8%)、「300万円~400万円未満」(10.0%)と続く。
夫婦の家事分担、理想は「均等にそれぞれが担当」だが、現実は「妻のほうが多く負担」
既婚者に対して、自身の結婚生活について聞いた。夫婦の満足度について「満足している」(「大変満足している」「満足している」の合計)」と回答した人は全体の63.5%。男女別では、男性が73.9%、女性は53.4%で20ポイント以上の差がみられた。
結婚での家事分担について、理想では「均等にそれぞれが担当する」(49.4%)と回答した人が多かったが、現実は「妻の方が多く負担する(「妻が全て担当する」「妻の方が多く担当する」「どちらかというと妻のほうが多く担当する」の合計)」(78.0%)が多かった。
子育ての分担について、理想は「均等にそれぞれが担当する」(50.8%)と回答した人が最多。しかし、現実は「妻の方が多く負担する(「妻が全て担当する」「妻の方が多く担当する」「どちらかというと妻のほうが多く担当する」の合計)」(65.2%)が多かった。家事・子育ての分担ともに理想と現実のギャップがはっきりと出る結果となった。
こういったギャップがある中で、夫婦円満の一番の秘訣で最も多かったのは「できるだけ一緒に食事をする」(43.8%)だった。他には「相手を思いやる」(43.7%)、「必ず一日に一度は会話をする」(43.4%)が上位となった。
ちなみに いい夫婦だと思う有名人を聞くと、1位は「三浦友和・山口百恵」(4.7%)、2位は「唐沢寿明・山口智子」(3.9%)となった。回答の中には「天皇皇后両陛下」の名前もランクインしていた。