トピック内には「色々な事情の人がいるのにしつこく言って来る人は嫌い」といった嫌悪感を示すコメントが相次ぎ、
「友達から『子供を同級生にしようよ~』と言われて寒気がした」
「しつこい友達がいたけど『絶対愛せるって自信もまともに育てられる自信もない。私は自分が一番大事だもの』と言ったら『可哀想』と言われて会わなくなった」
実際に価値観を押し付けられた経験のある人は多く、中には疎遠になったという人もいた。
異性関係にトラウマを抱えている人や、子どもが欲しくてもなかなかできない人など、さまざまな事情から結婚や出産をしていない人もいる。個人の事情を鑑みず、「結婚すべき」「子供を持つべき」と一方的な価値観を押し付けることはデリカシーがないと言わざるを得ない。
「ちゃんと向きあって子育てしてる人ほどオススメしないよ。『子供の事は愛してるけどやっぱり大変よ~』って言ってくる」
また、その知人はちゃんと育児をしていないから勝手なことを言っているだけ、という指摘も見られた。夫や両親に育児を押し付けており、育児を簡単なものと捉えているため、安易にトピ主に結婚や育児の素晴らしさを説けるのかもしれない。
幸せじゃない人ほど価値観を押し付けてくる
一方、価値観を押し付けてくる人の性格分析も展開された。
「自分に余裕ない人ほど、そういうこと言ってくる気がする」
「結婚・出産を選んだことを納得したい。『頑張ってるね』って誰かに認めてほしい。たぶんそれだけ」
「結婚すれば、子供を持てば幸せになれる」という考えを信仰し、いざ結婚や出産を経験したものの、全く幸福感を得られず、今の自分を肯定するために他人に価値観を押し付けているのだろう。
他にも「『子供作りなー!』と言う人ほど夫婦仲が冷めている」という声も。「子は鎹(かすがい)」ともいうが、価値観を押し付ける人の家庭では、子供の存在が夫婦関係をつなぎとめているため、子供がいないのに充実した結婚生活が送れている人が不思議で仕方ないのかもしれない。
どれだけつらい現状があろうと、価値観を押し付ける人と一緒にいるのはしんどい。何を言っても言動が変わらないのであれば、距離を置くことが得策だろう。