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一人暮らしは夢のまた夢……
20代独身一人暮らしで年収300万円台のビジネスパーソンは、自身の生活の現状をどう感じているのだろうか。京都府の女性キャリコネニュース読者からは、
「日常生活を送る分には問題ないが、貯金はあまりできていない。吟味せずに欲しいものは買えないし、ときには我慢しなければならない。将来への不安もある」(IT・通信系)
という声が寄せられている。
同じくIT・通信系企業で働く神奈川県の女性は「『個人で年金対策をしろ』と言われても困る」と憤りを隠せない。(文:鹿賀大資)
「私が70歳になる頃には、年金の受給開始も90歳になっているでしょう」
サービス系勤務の大阪府の男性も、現在の年金制度について苦言を呈する一人だ。
男性いわく、現在の収入と生活状況については「特に不満はありません」という。ただ将来のことを考えると「疲れてしまう」といい、年金制度に対する持論を述べる。
「私が70歳になる頃には、年金の受給開始も90歳からになっているでしょう。年金受給できるのならまだ良いですが、下手すれば制度自体が崩壊している恐れもあります。そんな時代になっていくのに、これから50年、長くて70年も働くのは憂鬱です。早期リタイアも無理でしょう」
男性は「財テクや株に明るければ、早期リタイアの夢も叶えられるのでしょうが……」とコメントしている。
「定期的に美容院に行ったり、服を購入したりができなくて不満」
メーカー系の会社で働く三重県の男性は「現在の収入に満足はしていない。もっと年収が上がればそれだけお金に余裕を持てる」という。男性は「今より収入が増えれば、生活レベルを上げられるだけでなく、老後資金の蓄えもできるため安心できる」と考えている。
都内のメーカーで働く女性は「食費や日用品費を最低限に抑えれば、趣味も楽しみながら生活できる状況。おおむね満足している」と綴る。しかし、毎月の給料は使い切ってしまうため、貯金はできていない。親から援助を受け、生活を助けてもらうこともあるという。
「自分と同じくらいか、もっと収入の少ない同世代は、実家暮らしが多い。彼らからは『貯金はできているが、生活に余裕はない』『実家から出るのは難しい』という話をよく聞く」
と綴っている。
ほかにも、
「定期的に美容院に行ったり、服を購入したりができなくて不満」(女性/東京都/不動産・建設系)
という声が寄せられた。
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