大阪府の40代女性も子ども3人を育てているが、食費は月15万円ほど。その理由について、
「肉、野菜、魚、フルーツをしっかり食べようと思うと、このくらいかかります。選ぶのはなるべく国産のもの。お酒は週1回程度、外食はほとんどしません。子どものおやつは手作りすることもありますが、市販のものも食べます」(世帯月収87万円)
と明かす。お酒の回数は少なく、おやつも手作りするなど節約意識が垣間見える。女性は「子どもが大きくなると、もっと食費がかかる。頭が痛いです」とも語っている。
サービス業で働く宮城県の40代女性の家庭も、食費は月15万円だ。
「節約もしているけど、ちゃんとバランスの良い食事を考えるとこれくらいかかる」(世帯月収100万円)
「男の子2人いますが、米10kgが10日以内でなくなる」
子どもが3人いるにもかかわらず、食費を月10万円以下に収める節約上手な人もいる。子ども3人を育てる広島県の30代女性は、
「食費は月6万5000円。旦那もよく食べるし、栄養面も考え、お肉やお魚などのおかずを3品は必ず夕食に出すためコストがかかる。また保育園の子には、体調を崩さないようヤクルトを毎日欠かさず飲ませている。食費は収入に比べると高い方だと思う」(世帯月収51万円)
と語る。子どもが3人いる家庭なら、月6万5000円の食費は「かなり頑張っている」と言っていいだろう。
青森県の40代女性の家庭の食費は、月10万円。
「育ち盛りの男の子が2人います。高校生の子は毎日弁当持参。食欲がすごくて、米10kgが10日以内になくなります」(世帯月収50万円)
どの世帯でも、家族の満足できる食事を作るため、日々奮闘している様子が伝わる。栄養バランスに気をつかった食事を用意するには、ある程度の出費は必要なのかもしれない。
※キャリコネニュースでは引き続き【アンケート】月々の食費についてや「テレワークで快適なこと・つらいこと」などのアンケートを実施しています。