千葉県の50代女性は現在、フリーランスとして働いているが、「夫が転勤族だったため、12年間は専業主婦だった」と明かす。
「夫はサラリーマン。30代前半から年収1000万円を超えていたので私が働く必要はなかったが、主婦業のみで人生を終わらせたくなかった。一念発起し、ある国家資格を取り、社会復帰を果たした。今は共働きで世帯年収2400万円」
12年ものブランクを抱えのし上がるには、相当な苦労があっただろう。女性は、最近の生活感について「自宅マンションは現金購入したもの。夫婦で頻繁に旅行に出かけ、気楽に暮らしている」と語るが、不満もある。
「長い間、私が専業主婦をしていたので、家族は一切家事を手伝ってくれない。いくら頼んでも、娘2人と夫はすべて私任せ。今はフルタイムで働いているのに」
もはや家事代行を頼んだほうが、早く解決できるかもしれない。また、女性は夫の浪費グセにも頭を抱えており、「パチンコで借金してきたことも。私が資産運用をしたおかげでマンションを買えたのに、なぜか夫だけの名義になっている」ともらす。家族が女性の苦労を理解してくれるといいのだが。
習い事三昧「塾2つにプログラミング教室、東京ドームの野球教室、囲碁、お琴、英語教室」
都内の40代男性は、夫婦共働きで世帯年収2700万円。男性はサービス系企業の正社員をしながら、2人の子どもを育てている。「お金のかかる趣味はないし、ブランド志向もなし」と語るが、子どもの習い事にはかなり力を入れている。
「小学4年生の上の子は、昨年まで塾2つにプログラミング教室、東京ドームの野球教室、囲碁、お琴、英語教室に通っていました。今は中学受験のために野球と英語はやめて、その代わりに国語専門塾を1つ増やしました。下の子はまだ年長なので、公文のみです」
平均的な世帯年収の家庭では、さすがにここまで習い事の掛け持ちはできないだろう。ただ、男性は「車は持っていないし、電力会社の切り替えや携帯電話のプラン見直しなど、節約もしています」と散財はしていないことを強調した。
「将来のための貯金・投資・保険にも手を付けているものの、不十分だと感じます。とにかく税金が高くて手取りが減ってしまうので……」
世帯年収2700万円とはいえ、将来に対する不安は尽きないようだ。
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