冬のボーナスの支給時期だが、自分が1年間でいくら稼げたか、改めて考える時期でもある。年収に満足している人ばかりではないだろう。関東圏に住む50代女性(素材・化学・食品・医薬品技術職)は、現在年収350万円だが、
「400万は超えたい」
と切実な思いを吐露する。現在の仕事は「メーカーで医薬品開発の試験を担当」しており、ひたすら実験をする立場だという。(文:篠原みつき)
「それだけの仕事量と内容をしている自負はあります」
だが過去には年収400万円に到達したこともあるという。
「15年前別の会社で派遣をしていたとき、やっと越えた額が年収400万でした。その後契約更新で退職を余儀なくされました」
過去には年収400万円の評価を受けていたが、派遣ゆえにキャリアの継続は難しかったようだ。その後、「今の会社で派遣から再スタート。前の時給ほどは貰えず」と悔しさをにじませる。今後の見通しも明るくはないようだ。
「現在は直接雇用のパート社員のような立場にまでなりましたが、400万円を超えることはなく。 ボーナスも年10万しか貰えない立場で、退職金もありません。だからこそ年収は少なくとも400万欲しい。それだけの仕事量と内容をしている自負はあります」
パート社員なら有期雇用ではないものの、都合よく安く使われている不満はくすぶり続けている様子。それでも、働くしかないのが現実だ。自身を励ますように、こう投稿を結んだ。
「どんなに努力しても評価のされない立場なのが悲しいですが、年齢的にも転職は難しく。このまま頑張るのでせめて超えたい400万円」
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