車検の時期になり、男性は「去年よりエアコンが全然効かない」と感じてガスのチャージを依頼した。すると、担当者はまたしても、全てを知り尽くしているかのような返答をしてきた。
「オープンカーのエアコンなんてこんな物ですよ、チャージ代が無駄ですよ。オープンカーに乗る覚悟がないと色々気になるんですよねぇ」
しかし、今回も結局は「ガスが漏れているんで特定する検査が必要」と言われた男性。毎回、「初心者」「覚悟がない」と客を説教しつつ、実際は整備不良ばかり。「さすがに、またかと思い」うんざりした男性は、担当者にある提案をした。
「いつも人をオープンカー初心者とか覚悟や知識がないと言うけど、結局は整備不良ばっかりじゃん。オープンカーを愛車にして乗っている整備士さんに担当を替えてよ」
普段から乗っている人ならば、「自分の車と比べて違うとかおかしいとか理解してもらえるから」と考えた末の提案だった。しかし、返ってきた答えは予想外のものだった。
「誰も整備の時以外にオープンカーに乗ることはない」
しかも、担当者は悪びれる様子もなくそう言ってきたというから驚きだ。あれだけ偉そうに語っていた店側の人間が、実は誰もオーナーではなかったのだ。男性は「どっちがオープンカー初心者だと思いました」と呆れたように書いている。車の特性を理解していないのは、客ではなくディーラーの方だったようだ。
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