「『子供に習い事をたくさんさせてるのがマウンティング』って言われてるから、『習い事の送迎って大変だよね』って愚痴れる人がいない」と周囲から浮かないように本音を隠すことも珍しくないようだ。
「本当にお金のある人は、『私にはお金がある』なんて言わないよ。お金があると知られないようにするのが最大の悩みらしい」
賞レースで優勝した芸人が「知らない親戚が増えた」というエピソードをよく語っているが、お金を持っている人に群がる人は意外といる。「自分がお金持ちだからみんな仲良くしてるのかな?」と猜疑心を生まないために、言動に注意を払って生活する人も少なくない。
「夫が私が外に働きにでることを許してくれない。私は子育て中の専業主婦だけど、大人と話さないと気が沈むからママ友と買い物行ったりランチしたり習い事もしてるけど、さすがに毎日じゃ飽きる」
夫に働くことを認められず、変わり映えしない日常という”檻”の中で日々を過ごしている人も見られた。お金があって生活に困らなくても、張り合いがあるかどうかと言ったらまた別の話だ。そこは夫と改めて話し合ったほうがいいのではないだろうか。
「年収1000万円、高校無償化の補助も引っかからず、でも税金は多いという最悪なライン」
また、”そこそこのお金持ち”からの不満も寄せられた。
「準裕福層ぐらいのレベルです。今の状態を失いたくない。もっとお金増やしたくて不動産投資してます」
中途半端にお金があるおかげで、お金で揉めることが多いようだ。「今の生活レベルを落としたくない」という気持ちが人一倍強く、ストレスフルであるというコメントも散見された。
額面だけを見れば十分な稼ぎがあるため、「年収1000万円ですが、高校無償化の補助も引っかからず、でも税金は多いという最悪なライン」と取られる税金が多く、年収上限のために受けられる保障が少なく、最も税金の割を食っている層なのだろう。
お金持ちの悩みは自慢に感じてしまうこともあるが、お金を持てば持ったなりに悩みや苦労が出てくるようだ。少しは愚痴に耳を傾けたほうが良いのかもしれない。