男性は、北海道で大手といわれる企業に入社して20年。現在は店長をまとめる統括クラスとして、年収500万円近くを得ている。しかし手取りは約21万円、毎月の負債はボーナスで補う。休みも月2~3日と少なく、連休については「身体を悪くして入院した時と、自身の結婚式のみ」という。
「毎月9万円近くを税金で持っていかれ、車を買い換える余裕もありません。16年落ちで20万キロも走っている車は増税の餌食に。この国は、車を長く大切に乗るには『金を払え』と言う文化です」
今後の固定資産税についても、「別の名目で増税にされるのではと考えてしまう」と疑いの目を向けてしまうほどのようだ。
「年に2回くらい海外旅行。不自由はないですが大きな買い物はできません」
一方、IT・通信系の会社で働く東京都の30代女性は、前述した男性のトーンとは違う。現在は未婚で、一人暮らしをしている。昨年の年収は約520万円だった。
「これくらいあれば、少しは貯金も出来るし、年に2回くらいの海外旅行にも行けます。不自由はないですが、大きな買い物はできません」
今後の目標について「できれば本業・副業と合わせて、600万円くらいを目指したいです」と意欲を見せている。
ほかには、
「地方暮らしの単身世帯です。贅沢をしなければ年に100万円程度の貯金はできます。趣味はなく、強いて言えばネットサ-フィンくらいでしょうか。東京から引っ越してきた時に税金の支払い用紙が届き、郵便局で一括払いをしました。その際『頑張って働かれたんですね」と局員に言われ税金の額に驚いていました」(50代女性/鹿児島県/年収450万円)
といった声も寄せられた。
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