「店員のサンタ帽やめてほしい。似合っているのは一部だけ」という投稿者に「季節の風物詩だと思えばいい」という声 | キャリコネニュース
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「店員のサンタ帽やめてほしい。似合っているのは一部だけ」という投稿者に「季節の風物詩だと思えばいい」という声

店員のサンタ帽はだめ?

店員のサンタ帽はだめ?

街中ではイルミネーションがきらびやかに光り、クリスマスが近付いていることを感じさせる。ただ、クリスマスを祝う街の雰囲気を好ましく思わない人もいるようだ。お悩み解決掲示板に12月、「店員のサンタ帽やめて欲しい」という投稿が寄せられた。

投稿者は、「所詮は若い女にだけ被せたいのに、差別になるから男もオバサンも巻添え喰らう」と全員が被らなければいけないことに納得がいっていない様子。自身も仕事でかぶったことがあるが、「誰が喜ぶんだと思いました」「似合っているのは一部の人だと思います」と書いている。

特に年配の男性店員までサンタ帽をかぶることがビジュアル的に気に入らないようで、「とても営業目的で使えませんよ」と店側、客側の双方にとって一切のメリットがないと切り捨てた。(文:石川祐介)

サンタ帽経験者からは「恥ずかしいし、作業しにくい」という声も

コメント欄には「恥ずかしいし、帽子の上から、つけたりするのもあるので作業しずらい」とサンタ帽を被ることに否定的な声が寄せられた。頭を下げる時や、商品を陳列している時などの動作で帽子がズレてしまうため、恥ずかしさだけでなく作業に影響が出ているようだ。

「昔一緒にバイトしてたスキンヘッドの強面さんが、『滑り落ちてイライラする』って店長に言ったら、トナカイのヘアバンド着けさせられて可哀想だった」

嫌な思いをするのは、必ずしもサンタ帽を被る本人だけとは限らない。明らかに嫌々被らされている店員を見たら、客側だって嫌な気持ちになるケースは十分あり得るだろう。

そこまで細かく見ている人は少ない?

こうした声の一方、寛容な意見も一定数みられる。

「サンタ帽子にそこまでこだわって見てる人って少ないと思います。どんな人が被ってても季節の風物詩って感じです」
「この時期の制服の一部です。だから制服が似合わなくても許してね。季節の風物詩だと思えば似合うとかは関係ないよ、味わう気持ちの余裕の有無の差かな?」

サンタ帽を被った店員は、門松や桜の花といった季節特有の風景であり、あまり気にする必要はない、と考える人も多い。

そもそも、「おじさんもおばさんもお兄さんもお姉さんも、どんな店員さんでもサンタ帽被ってたら『クリスマスだ?』ってほっこりするけど」といった声があるように、サンタ帽はクリスマスを演出しているだけであり、似合うか似合わないかは関係ないのかもしれない。

寄せられたコメントを踏まえると、投稿者はいろいろ考えすぎではないかと感じてしまう。ただ、本人たちがもし、店側からサンタ帽を被ることを強要されているのであれば、それは別の問題だろう。店側は本人の意思を尊重してもらいつつ、誰もが楽しめるクリスマスが来ることを願いたい。

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