トピ主に共感し、選挙カーを毛嫌いする人は多い。
「保育士です昼寝中の子どもが起きるのでやめてほしいです」
「一歳児を育てている頃…やっとの思いで寝たと思ったら選挙カー」
子育て中の親や保育士にしてみれば、選挙カーはせっかく寝かしつけた子どもを起こしてしまうきっかけに繋がりかねない。「選挙カーが近くにくるとうちのワンコが毎回オオカミみたいに遠吠えし出すからやめて欲しい」とペットに影響を及ぼすケースもみられた。
「この人には投票しないでおこうと思える」
「うるさいと思ったやつには絶対投票しない。よってやる意味はない」
このほかにも、選挙カーが逆効果になる可能性を示唆する声が数多くみられた。
在宅勤務が広がり、なおさら迷惑に?
選挙カーの”イライラポイント”は騒音だけではない。
「子どもに手振ってくるの腹立つ。で、子どもが振り返したら『ありがとうございます!!』とかまじで腹立つ」
「ただ洗濯物を干してただけなのに、『ベランダからの応援、ありがとうございます!』と言われた。いや、勝手に巻き込むなよ」
候補者のアクションに腹を立てる人もいれば、「ウグイス嬢、結構いいバイト代らしい。選挙カーがうるさい上にそれを知ったら、イライラしちゃう」と選挙スタッフに矛先を向ける人もいる。
トピック内を見ていると、選挙カーがマイナスに作用する可能性は高く、「子育てのしやすい街づくりを!」「労働者の権利を補償する!」といった国民寄り添った主張を叫んでも「それならまず選挙カーを止めてくれ」と思っている人も珍しくない。
今年は都議選や衆院選など選挙が多い年となっており、否が応でも選挙カーの出番は増える。ただ、育児中の人や夜勤の人に加えて、コロナ禍のために在宅で働く人が増加したため、選挙カーの活用方法は慎重に判断した方がいいだろう。