
来年の年賀状、送る?送らない?
日本トレンドリサーチは11月6日、「2021年の年賀状」に関する調査結果を発表した。調査は11月上旬にネット上で実施し、男女1600人から回答を得た。
「例年、年賀状を送っているか」を聞くと、6割が「毎年送っている」(56.8%)と答えた。「送ることが多い」は6.9%。一方で「送っていない」(26.8%)という人も3割弱いた。
「年賀はがきによるコロナ拡散が怖い」という60代男性も
一方、今年については「年賀状を送る、送るつもり」(58.9%)と答えた人は微増した。また、例年年賀状を送っていない、送らないことが多い人でも「今年送る予定」とした人6.0%いた。理由を聞くと、
「友人・知人と会う機会が少なくなったため」(60代男性)
「交流の回数が減ったから」(40代女性)
「感染していないか健康かなど知りたい。仕事への影響等の近況報告も含めて」(50代男性)
といった声が寄せられた。
また、例年は年賀状を送っている人で「今年も送る」(89.1%)という人は約9割いたものの、残りの1割の人からは
「年賀はがきによるコロナの拡散が怖いから」(60代男性)
「何となくおめでたい気分ではないので、年賀状を書く気持ちになれないから」(30代女性)
「たかが年賀状といっても、郵便料金も値上がりし、皆さんコロナや不況で、いろいろ大変そうですし、もともと年賀状を送るつもりがない方にとっては煩わしいだけかと思いました」(50代女性)
などの声が寄せられ、新型コロナウイルスによって変化がもたらされたようだった。年賀状を送るかどうかを問わず、来年の年賀状の意向に「新型コロナの影響がある」と答えた人はそれぞれ2割近くいた。