東京・神奈川で初の900円台 最低賃金の引き上げに「バイトの時給上がった」と喜びの声
2015年10月1日より順次、すべての都道府県で改定最低賃金が発効される。全国平均では780円から798円と、18円の引き上げが行われる。
東京都では888円から907円、神奈川県では887円から905円の引き上げとなり、初の900円越えに。 22時以降の深夜手当を加算すると、東京では1133円、神奈川では1131円以上の時給でないと違法となる。
600円台の地方では「安すぎる」と不満も
これを受けて、アルバイトをする学生などから「賃金が上がる!!!」と喜びの声があがっている。コンビニやファストフードでは、時給水準が最低賃金に近いからだ。
「最低賃金上がったおかげでバイト3つ時給アップした」
「今日から時給上がるらしいからバイトはがんばれる・・・」
「ほぼ最低賃金で働いてるから賃金上がるのとても嬉しい←」
「すごい高幡(東京・日野市)のマック最低賃金の907円になってた」
最低賃金はあがったが、それでも安すぎると嘆く声もある。九州・沖縄地方では、福岡県の743円を除くと600円台が並び、東北・山陰・四国地方でも600円台の県が散見される。
家賃は地域によって大きく変わるものの、全国展開するスーパーやコンビニで購入するモノの価格はあまり変わらない。「もはや物価なんて地域でそんなに差無いのにこんなに最低賃金に差があるのどうなの…」といった指摘も出ていた。
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