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IT企業勤務の夫が突如「農家になりたい」 ネット民は「無意識のSOS」の可能性を指摘

毎日会社で長時間労働をこなしていると、全てを投げ出して全然違うことをしたいと思うことがあるものだ。とはいえ少し考えて現実性のなさに気づき、また普段の仕事に戻るものだが、その思いがなかなか頭から抜けずに周囲が困惑することもあるようだ。

10月6日、はてな匿名ダイアリーに興味深い話が寄せられた。30代後半の専業主婦が投稿したもので、なんでも40代前半の「IT土方」だという夫が、最近「農家になりたい」と言い出して困っているのだという。

観葉植物も育てたことがないのに「農業を生業にしたい」

疲労も限界!無意識のSOS

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最初の方は、「会社勤めも大変だもんねー」と軽く聞き流していたが、そのうち夫が「キミには、どれだけ大変か分からないだろうね」と嫌味を言ってくるようになった。そして次第に「農家になりたい」と口にする回数が増えてきたのだそうだ。

そのため投稿者は「農業やりたいなら、レンタル畑とかではじめてみたら?」と提案。しかし、夫は半ギレ状態で「それは趣味だろ、オレが言ってるのは生業としたいってことだよ」と返してきた。

そこで、具体的に何の野菜を育てるつもりか聞くと、夫は「コーヒー」と返答。怒りながら「なぁ、誰が日本で農家やるって言ったの?」と語った。南米辺りに移住してコーヒーを栽培したい、ということなのだろう。

ちなみに投稿者によると、夫は農業経験なし、観葉植物すらまともに育てたことがない。そのため妻としては、「農家になりたい」という現実性のない話に固執する夫に困惑するしかないようだ。

農家の実現可能性より「プロジェクト異動や休職考えるのが先」

やや突飛な話ではあるが、これがネット上で話題になり、はてなブックマークが約270件も付いた。コメントの中には「南米でコーヒー作っても儲からないぞ」「始めるのは億単位の資本が必要」といった農家への転進を諌める声もある。

一方で、夫が「会社を辞めて農家になりたい」と言いだしたのは「仕事が大変過ぎるっていう無意識のSOS」であるという指摘も多い。

「だいぶ現状に疲れてる可能性ある。農家の実現可能性よりプロジェクト異動や休職を考えるのが先かもしれん」

人は激務で心身ともに追い込まれると、現実逃避のために妄想をすることがあるという。「俺も一番辛かった時は妻の田舎の桃園を継ぐ妄想で正気を保ってた」という人もいた。妄想する未来としては、IT業界と比較して「時間の流れが遅そう」という理由で農業が多いが、それ以外のパターンもあるようだ。

「辛いとき仏像見ながら『仏師になりてぇ…』って思うときある」
「カメラマンになって世界中の子供の笑顔の写真を撮って出版したいとか思ってた」

夫がキレ気味なのは「SOSを受け止めてもらえないから」?

ただし、あくまで疲れているときの妄想なので、実際にその道に進んでも満足することはない。同じように激務から逃れて農家になりたいと思っていた人は「いざ地方に住んで畑持てる状態になったら、農業への興味が霧散してた」と書いている。

もちろん夫が熟慮した結果、本心から「農家になりたい」と思っている可能性もあるが、まずは労って休ませる、というのが肝要のようだ。

ネットでは、夫がキレ気味になっているのは、農家になるプランを否定されているからではなくて「『つらい、助けてくれ』というSOSをあなたが受け取ってくれないからじゃないですかね」という指摘も。「適当にいなさないでちゃんと話聞いてやれよ」と助言していた。

あわせてよみたい:「60歳からの農業」直売所仕掛け人が提唱、村上龍「考えよう」とつぶやく

 

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