「繁忙期に新婚旅行はありですか?」 発言小町の相談に「文句を言う方がブラック」と批判相次ぐ
投稿者は、繁忙期で職場のほとんどの人が毎日残業をし、休むことができない中で、同僚が新婚旅行のために休みを取るのが不満だと書き込んでいる。同僚は慶弔休暇と有休と合わせて約2週間の休みを取り、「前代未聞」であると会社で話題となったという。
その同僚は普段から「我儘」が多く、職場であまり好かれていなかった、ということも物議を醸す要因となっているようだ。もっとも、会社の制度に則って休んでいるのだから本来なら非難される言われはない。しかし、発言小町では、
「私も業務以外は話さないようにすると思います。というか、それくらいしか思いつきませんね」
など、同僚を批判する書き込みが見られた。職場の夫婦が新婚旅行で繁忙期に休んだ、という人は「それ以来、出来るだけ彼らの業務には手助けはしませんし冷ややかな目で見ています」と書く。どうしようもなく底意地が悪い。
もちろん、本人を責めるのはおかしいという意見も多数ある。
「有休は権利ですよ。休めない状況を作っている職場又は上司が悪いんでしょ… 休みの人に当たらないで下さいよ(怒)」
発言小町内では、職場で上司の立場にあるという人物が「抗議すべきは当人ではなく、許可を出した上司ではないか」とコメント。本当に休んでもらいたくないなら、有休に関しては会社が時季変更権を使えばいい、ということなのだろう。
「一生に一度の新婚旅行の時期に文句を言うのは心が狭い」
ほかにも、不寛容な会社を批判する声はある。
「新婚旅行って多くは一生に一度の事ですよね。そのくらい寛容になって欲しいですね。新婚旅行の時期は、結婚する2人だけで決められないこともありますので、時期に文句を言うのはちょっと……」
新婚旅行は人生の一大イベントでもあるし、配偶者のスケジュールもあるので、時期がたまたま繁忙期に重なってしまうことは仕方がない。あるユーザーは、「あなたは繁忙期にご両親が家族に不幸があって忌引きしませんか?(中略)みんなで首絞めあっても誰も幸せにはならないと思いますよ」とコメントしていた。
連日残業しなければならない状況は問題だし、たった1人の社員が休暇を取るだけで組織が回らないのは、会社の体制に問題があるのだろう。小町でも、
「たった1人でしょ、新婚旅行に行くのは! 繁忙期に、職場の同僚がつるんで旅行で休むのはまずいけど、新婚旅行だし、1人だけだし、問題にならないよ。問題にする会社がブラックだと思う」
といったコメントが寄せられていた。
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