ワニ肉に噛り付きながらワーホリの相談をしよう! 表参道に経験者の話が聞けるカフェがオープン
「Workingholiday Connection」は、ワーホリ制度の認知向上と、海外へ興味を持っている若者の支援を目的に設立された、「若者が海外とつながれるカフェ」。25人のスタッフの半数近くがワーホリ経験者やワーホリで日本に来ている外国人、これから飛び立つ人たちで、カフェを楽しみつつ気軽にワーホリの相談をすることも出来るんです。
しかも、カフェとしてのレベルも高いんです! 「アーティフィサーコーヒー」(ホット460円/アイス480円)は、オーストラリアで一番伝統があると言われる日刊紙、シドニーモーニングヘラルドにベストバリスタとして選ばれたShoji Sasa氏が焙煎したコーヒー豆を使用。シーズンによって産地も変えるというこだわりようです。
女子が気に入ること間違いなしの「ふわとろパンケーキ」(1000円~)はオーストラリアのリコッタチーズを使っています。このパンケーキ、オーストラリアへワーキングホリデーをした後に、シドニーの有名パンケーキ店で料理長を務めた日本人が帰国後に開発したオリジナルメニュー。口にいれた瞬間にとろけるパンケーキは、卵の風味が濃厚です!
オーストラリアのかき氷「マンリーメス」はヒット間違いなし
そして、忘れてはならないのが季節限定メニュー! シーズン毎にワーホリ協定国を中心とした世界各国の料理が提供されます。第一弾はオーストラリア。インパクト大の「ワニの手羽先」(ディナーのみ3000円)とシドニーやメルボルンのカフェの定番かき氷、「マンリーメス」(1000円~)が今回のメニューです。
ワニの手が付いたまま提供される「ワニの手羽先」はちょっぴりグロテスクですが、テーブルが盛り上がることうけあい! 味は歯ごたえのある鶏肉という感じです。ワニと言われなければチキンステーキだと思ってしまうかも。とってもヘルシーとのことなので、一度チャレンジしてみてはいかかでしょうか?
「マンリーメス」はミルクかき氷の上に生クリームやミックスベリー、焼き菓子のメレンゲがトッピングされたかき氷。エディブルフラワーも飾られて見た目も鮮やかです。生クリームの口どけやメレンゲのサクッとした食感が新感覚! 今、かき氷ブームが到来中ですが、その最先端を担うこと間違いなしです!
「自分にも海外で働けるという可能性を感じてもらえたら」
日本ワーキングホリデー協会の池口洲理事長によると、ワーホリに行く年齢層で多いのは25歳から27歳の人とのこと。一度就職し、仕事を辞めて行かれる人が多いそうです。最近では、「オリンピックで来日する外国人のために英語を身に付けたい」という思いの人も多いと言います。
ただ、やはり不安として多くあがるのが帰国してからの仕事。渡航前にTOEIC700点くらい持っていたり、もしくは「英語だけは身に付ける」と強い思いで臨む人が、ワーホリでの経験をチャンスにつなげている傾向があるそうです。
そういう人であれば、帰国後に海外展開を考えている企業に就職し、現地での営業に若くして抜擢されることも。また、別の国にワーホリに行き、そこでワーホリビザからビジネスビザに切り替えて現地就職する人もいるといいます。
今、仕事をしながらワーホリを考えている人に向けて、池口理事長は、
「オリンピックの前後、2019年頃から経済は下降すると予想されます。日本は資源がないので、売れるものがサービス、つまり人になりますが、それを担うのがこれから20年、30年働く今の20代の人たち。そういう人たちこそグローバルな感覚を身に付けないと、他のアジアが台頭してきている中で遅れてしまいます。カフェで海外の文化を感じながら、自分にも海外で働けるという可能性を少しでも感じてもらえたらと思います」
とメッセージをくれました。悩んでいる人にとっては、実体験も聞ける貴重な場になりそうですね。
【Workingholiday Connection】
所在地:東京都渋谷区神宮前4-31-10 YMスクエア原宿2F
営業時間:11:00~23:00
電話番号:03-6434-0359
休業日:なし
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