「マナーが良い喫煙者は非喫煙者の前でタバコを吸わない」に賛否 気を使いっぱなしの喫煙者が「気の毒」という声も
喫煙者の中には「吸っても良い?」と許可を求める人もいるが、たとえダメだと伝えても結局吸うケースもある。このような人に出くわし続ければ、嫌煙家の頭の中には「喫煙者=マナーが悪い人ばかり」という考えが出来上がっても不思議ではない。
このツイートは約3000件リツイートされ、トゥギャッターでもまとめられて拡散。ネットでは、投稿者の意見に賛同する意見が多く書き込まれた。
「マナーが良い人はどこで誰の前なら吸ってもいいかとかちゃんと考えているからね、ちゃんと臭いにも気をつけてるからマナーいい喫煙者ほど喫煙者だと思われない」
「マナーが良い喫煙者は非喫煙者に迷惑をかけないから槍玉にあがらないってことですね」
「これな。マナーのいい喫煙者はそもそも非喫煙者の目に映らない」
確かに、普段からタバコの箱をシャツの胸ポケットに入れていたり、タバコのニオイを漂わせていたりしないため、喫煙者なのにそうは見えない人もよくいる。「多分喫煙者だけどわからねぇ、そしてそんなイメージが無いみたいな人結構居るわ!」と書く人もいた。
「そ、それはさすがに…喫煙者に親でも殺されたのかよ……」
喫煙や喫煙者のマナー関する話題では、嫌煙家が喫煙者を叩く動きが出る。そのため、「言い過ぎだ」と主張する人もいる。
「そ、それはさすがに…喫煙者に親でも殺されたのかよ……」
「ちがうよ 非喫煙者は喫煙すること自体がマナー悪いと思っているんだよ」
「『マナー』とか言って、自身の欲望をここまで真正面から全肯定出来るのって、見てて清々しいですね」
タバコを吸っているという理由だけで一方的に叩くのは、いかがなものだろうか。「喫煙者が気の毒だ」という同情の声も寄せられている。
「周りに気を遣うのが良い喫煙者とかそういうのはわかるんだけど、最近の禁煙ブームも相まってただひたすら気を遣うばっかりの喫煙者も気の毒にさえ思えてくる」
喫煙者はともすれば悪者になりがちな風潮だが、中にはちゃんとマナーを守っている人がいるのも事実だ。喫煙者からすれば、嫌煙家からマナー云々について言われ続ければ、「嫌なら非喫煙者が席を外すせば良い」と言いたくなるだろう。
喫煙マナー向上の解決策として、マナーの良い喫煙者がマナーの悪い喫煙者を注意すればいい、という考えを挙げる人もいた。相手が喫煙者であれば、非喫煙者から言われるより聞き入れやすいだろう、という考えだ。嫌煙家が注意すると「ヘイト」をあらわにしてしまいがちだが、同じ喫煙者からの注意であれば、やんわりと受け入れられるのかもしれない。