「無職の時に美容師から職業を聞かれて気分を害した」にツッコミ多数 「無駄に意識しすぎ」「社会復帰の為に会話のタネにしたらいい」
スレッドでは、「こんな質問社会人でも気分悪なるわ」「ホンマなんで髪切ってるときまで仕事の話せなあかんねん」など、美容師から職業を聞かれることを嫌がる人たちからのコメントが見られる。
勤め人なら適当に「会社員です」と答えておけばいいが、無職であれば、堂々と「仕事をしていません」とは言いにくい。「歯医者でも言われるぞ 無職は外でない方がいい」など、無職の肩身の狭さを感じている人はいる。
しかし、「べつに今仕事してないんででいいとおもうが」「これ 無駄に意識しすぎやろ」など、無職であることを気にしすぎだ、という指摘も多かった。
「社会復帰の為なら会話のタネにしたらええやん 当たり障りのない会話しようとしたら無職が気分害したとか美容師がかわいそうやわ」
また、無職であれば次の仕事が決まるまで収入が途絶えるため、美容代は負担になる。そのため、
「ホンマの無職はセルフカットなんだよなぁ」
「え、ちょっとまってこいつ無職かよ(笑) 何様ですか?」
などのツッコミも入っていた。
「雑誌読むのに集中してる雰囲気だしたり、眠そうに目を閉じる」
無職の時に美容師から職業を聞かれたらどう答えればいいのか。ネットで以前から話題によく上がる。
2012年にヤフー知恵袋に寄せられた相談では、「雑誌を読んだり、目を瞑ったりして、そんな時に話しかけられても短い返事をすれば話しかけてこなくなります」「雑誌読むのに集中してる雰囲気だしたり、眠そうに目を閉じてます」など、美容師に対して暗に「話しかけないで」とアピールする方法などが書き込まれていた。
美容師も客との会話に悩んでいる。ヤフー知恵袋には2014年にアシスタントが「美容師の仕事は好きですが、会話が苦手です」という相談を投稿。これに対し現役美容師が「美容師の会話の第一目的はお客様のことを知るためにある」と回答した。職業やライフスタイルを知ることで、似合うヘアスタイルをつかむわけだ。客に話しかけるのはこうした理由があるが、尊重すべきは客であり、
「お客様が静かにしていたいと言うことに気づけば、静かにすべきです」
と書いている。
美容師が職業を聞いてくるのは、客のことを知ろうとするためで、悪気はない。会話をしたくないのであれば、「雑談が苦手」と伝えたり、店と美容師を固定して最低限の会話ですんだりする状態を作るのがいいかもしれない。