フリマアプリで問題だと思う出品物3位「卒業アルバム」2位「現金」―「手作りポエム」「読書感想文代行」という回答も
フリマアプリユーザーに利用目的を聞くと「出品・購入」が最も多く51.1%。利用する理由の1位は出品・購入ともに「簡単・シンプルだから」(出品78.3%、購入62.9%)だった。
簡単に利用できるからこそ、問題視のある出品物が出てくる、とも言えるだろう。ユーザーに実際にどのような出品物が問題だと思ったか聞くと、1位は「領収書」(88.2%)。次いで「現金」(86.7%)、「卒業アルバム」(81.5%)、「電子マネー」(69.9%)と続く。やはり金銭・個人情報にまつわるものの売買はいかがなものかと思っている人が多いようだ。
その他、フリマアプリで見た驚きのものについては、「読書感想文の代行」や「手作りのポエム」「食べかけの食品」、科学的根拠のない「妊娠米」、そして「商品名が親友となっている男の子の写真」といったものが挙がっていた。
フリマアプリユーザー購入金額は月3000円以内が最多
利用しているアプリについては1位が「メルカリ」で94.0%と圧倒的に多い。2位「ラクマ」(22.1%)で、以下「フリル」(19.4%)、「ミンネ」(8.9%)、「ZOZOフリマ」(5.9%)と続く。
フリマアプリユーザーかつネットオークションの利用者は54.5%、インターネット上のリサイクスショップは28%、店舗を構えるリサイクルショップが53.4%で、他の店舗・WEBサイトも活用しているようだ。
また月の購入額を聞くと「3000円未満」が一番多く71.2%。次いで「3000円~5000円」(18.7%)、「5000円~1万円」(6.8%)と金額が増えるにつれ利用者が減少している。フリマアプリ利用者は少額での利用が多いことが分かった。
利用状態把握調査は5月に実施し、15~69歳の男女を対象に1万5000の回答を得た。利用実態調査は同月、フリマアプリを利用していると回答した人を対象に1000の回答をまとめた。