ゲーム会社が週休3日制度導入、月曜日を「特別休暇」に 労働時間短縮しつつ売上アップを狙う
同社担当者は「10年くらい前は長時間労働が恒常化し、徹夜も珍しいことではなかったようです」という。その後、「短い時間で、高いアウトプット」という方針にし、仕事の効率化を進めたという。5年ほど前からは、業務効率化のため、年に1度、パソコンの基本操作のテストを実施している。
その成果もあり2016年の月平均労働時間は147.3時間。全国平均の161.1時間より大分少ないが、売上は過去最高を記録したという。同担当者は、
「業務効率化をして仕事が回せるようになり、売上も上がったことから週休3日に踏み切りました。またゲーム会社ではありますが、受注ではなく自社開発・運営がメイン。働き方を自分で管理できることもあるため実施に至りました。特別休暇は副業やプライベートの時間などに当ててもらえば」
と語る。2017年は週休3日制度導入によって労働時間をさらに削減し、月128時間、週32時間労働を目指すとともに、過去最高の売上を狙いたいとしている。