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中学生の7割が「将来ロボットに仕事を奪われる不安」を感じている 一方最も楽観視しているのは「浪人生」という結果に

ロボットに仕事を取られてしまう…

ロボットに仕事を取られてしまう…

記述問題の追加が可能となった背景には、AIの能力が日々進化している点にある。高大接続システム改革会議の最終報告によると、新テストの記述式問題の採点はAIの活用を考えており、現在開発を進めているという。これに限らず近い未来、多くの仕事がロボットによって行われるようになるだろう。

そこでロボットの発達による将来の就職について尋ねると「不安がある」と回答した人は全体の42.2%だった。「この質問を見て少し不安になった」人を含むと55.8%にのぼる。

不安を感じている人(「少し不安になった」含む)の割合が最も多かった学年は「中学生」(68.1%)だ。この世代は新テストが実施される2020年以降に受験を控えている。

次いで「高1生」(64.7%)、「高3生」(58.3%)、「高2生」(51.9%)と続き、最も低かったのは「浪人生」で42.9%だった。中には、

「ロボットにどんな仕事をやらせるか次第。人がやれるもの、やりたい思う人がいる仕事をやらせるなら不満はあるだろうし、逆にロボットがやってくれることで全ての人間にとってプラスになる仕事もあるはず」

という声もあり、AIとの共生する将来については現実的に見据えていると考えられる。

中学生の6割「思考力・判断力・表現力も評価されるような試験を実施すべき」

現在のマーク式のセンター試験に「満足している」と回答した人は73.5%。特に来年に受験を控える高校3年生は83.8%が回答しており、最も高い結果となっている。

また現在のセンター試験に「不満がある」と答えた人に限ると、新テストに賛成している割合が76.6%と一番高い。しかし満足していると回答した人の67.8%も肯定的に考えている。

中でもはじめて新テストを受験することになる現在の中学生においては「暗記した知識だけでなく、思考力・判断力・表現力も評価されるような試験を実施すべきだと考えている」と回答した人は63.8%にのぼった。

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