退職の意向を伝えたら「これからも逃げる人生になる」 ブラック企業上司の発言に反論「逃げではなく“避難”だ」
就職するとよく、「辛くても3年は耐えろ」などと言われる。働いていると嫌なことは起こるのは仕方ないことだ。気に入れないことがある度に転職していてはスキルが身につかないだけでなく、逃げる癖がついてしまうリスクはあるので、あながち間違いではない。
しかし、スレ主のように長時間労働で休みも取れなかったり、怒号が飛び交っていたりするような職場に身を置いていては心身ともに疲弊してしまう。いち早く辞めたいと思うのが当然だろう。
上司の圧力に屈することなく退職を決断したスレ主に対して、「よかったね」など、賛同する人からの投稿が多く寄せられていた。反対に上司に対しては、「アホな上司だったんだな 」「転職なんて自由なのにほんとアホだよな 」など、批判的な投稿が相次いだ。
「退職=逃げ と決めつける人は沢山いるね。 本人からしたら、退職が前進である事も多いのに」
「この上司みたいなセリフ今の時代じゃもう通用しないよな」
また、「これ結局離職率を押さえたいがための言葉だからな」というコメントもある。上司からの引き止めは部下を心配するのではなく、上司が自分の評価を落としたくないがために行うケースがある。新しく人を雇うには手間とコストがかかるものだ。
「精神が持たんって奴は、転職視野に入れてくれ。死ぬな」
一方でスレ主の転職はいいことだとしつつも、給料ダウンを気にする人もいた。これに対してスレ主は、
「月給は五万くらい下がった。 会社辞めなかったら鬱になるところだった。自殺を考えてた。精神が持たんって奴は、転職視野に入れてくれ。死ぬな。 転職先は良いところを選んでくれ」
と心境を交えてコメントした。
給料が5万円下がるのは大きいが、精神を病んで何年も働けなくなったりするよりはました。目先のお金よりも長期的な視野に立った方がいいだろう。
スレッドでは、「仕事場は鍛錬場じゃねえからぁ」「逃げるんやない『避難』するんや 命あっての何とかだしね」などのコメントが寄せられていた。
自殺を考えるほどきついのであれば、限界まで我慢するのではなく、早めに休職して心身を休めることなどの対策が必要だ。上司から何と言われようと、自分の身を守るのは自分しかいないのだ。