在宅ワーク時の「ストレス数値」、男女で差 男性は気楽でも女性は苦痛?
上司との関係とストレス数値を見ると、「良い」と回答した人は46.0、「どちらかというと良い」は45.0、「どちらかというと悪い」は47.1と大差はないが、「悪い」は50.4となった。
「今の仕事はどのくらい好きか」によってストレス値も変わる。「好き」と回答した人は45.8だったのに対し、「好きではない」は49.5で、当然ながら嫌いな仕事はストレスが溜まるようだ。
男女で特に差が見られたのは、対面コミュニケーションの頻度とストレス数値の関係だ。男性は「たくさんある」(44.6)と回答した人よりも、「まあまあある」(49.3)、「あまりない」(48.7)、「ほとんどない」(49.5)と回答した人の方が、ストレス数値が高かった。
女性は「カフェ」の方が落ち着く模様
一方女性は「たくさんある」(44.6)、「まあまあある」(45.0)、「あまりない」(45.0)、「ほとんどない」(44.9)のストレス数値に大きな差がみられなかった。
また主な仕事場とストレス値についても、男性は「家」(43.6)が最も低く「カフェなど」(49.2)が最も高かった。しかし女性は「カフェなど」(44.8)が最も低く「家」(46.2)が最も高い。この結果について同社は、仕事・プライベートの得手不得手が男女によって違うことと、
「在宅ワークをする女性は家庭内の仕事も担当し、それがストレスとなっている、またはストレス発散を難しくしている可能性が考えられる」
としている。さらに、勤労に対する私たちのストレスはいろいろな要素の組み合わせで増減するとして、「客観的な数値を活用しながら、自分にとってストレスとなる要因、ストレスを軽減させる要因の両方を見つけることが、適切なストレスマネジメントのキーとなる」とコメントを寄せた。
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