職場に「スクールカースト的ヒエラルキー」を持ち込む人々 「○○さんは陰キャラ」「美人は最強」
当然のことながら、職場にはヒエラルキーが存在する。単純に社長をトップとしたピラミッド型の階級という意味もあるが、同じポジションの同期同士でも、仕事の出来不出来で決まる精神的な上下関係は存在するのだろう。
ただ、今回投稿者が指摘しているのはソコではなく、仕事に関係しないところでのヒエラルキーの問題だ。印象として「あの人はモテそうだから地位が上」「ケンカが強そうだから逆らわないでおこう」的な、まさに学生時代のスクールカーストを彷彿させる格付けのことを指している。実際に職場にも学生時代の時のような階層構造は存在するのだろうか。
集まったコメントの中には、
「学生引きずってる人はいる」「気の強い女二人組が社内を牛耳っている」
「声がでかくてよく喋る人はどこに行ってもカースト上位」
などという声が上がっていた。「カーストありまくり」だと主張する化粧品メーカー勤務の女性は「性格がキツくて自サバ(自称サバサバ女)でタバコ吸う人らが頂点」と分析しつつ、自分は大人しいタイプでもろカーストの底辺にいるのだと説明。カースト上位の人たちから無視されることなどは日常とし、
「大人しめの後輩はみんな私になついてくるけど、気のキツイ新人たちからは絶対舐められてるw」
とも書いている。とても面倒くさそうな雰囲気だが、女性が多い職場では充分に考えられる話だ。
肝心なのは「きちんと仕事ができるか」「役に立つ存在か」
また「やはり美人は強い」という声もチラホラとあり、入社後すぐにカーストトップに君臨するというケースも。
「最近職場に入ってきた美人な子、入って間もなく職場で一番かっこいい男2人と仲良くなって1ヶ月足らずで女王様になってた。美人て最強だな」
この美人に対し職場の男性は、食事をご馳走したり仕事のフォローを必死でやってあげたりしているらしい。将来のことや同性からの妬み問題を考慮すると、「美の武器」を持っていることは果たして得なことなのかわからなくなるが、少なくとも異性から見た職場の女性カーストの中では、美人が上位に入るのはほぼ確実といっていいだろう。
ただし、そこが職場である限り、美人でも不美人でも肝心なのは「きちんと仕事ができるか」「役に立つ存在か」というところである。結局のところ、仕事ができる人が一目置かれるというのがほとんどのケースではないだろうか。ちなみに投稿者に対し
「新人に振舞わされる先輩…社会人なんだからスルーしましょう」
というコメントもあったが、まさにそれがごもっともだと思う。
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