20代女子の4割が「SNSにハマりすぎて人生の満足度が低下した」と回答 全体では「ゲーム」「アイドル」が原因という人も
一方、「ハマりすぎて人生の満足度を低下させた趣味・レジャーがある」と回答した453人に内容を聞くと、1位は「ゲーム」(30.9%)。2位以降、「ネットサーフィン」(25.2%)、「SNS」(13.9%)、「漫画・アニメ」(13.5%)、「自動車・バイク」「アイドル・イケメン俳優・美人女優」(同8.8%)と続く。
「SNS」については、20代女性の4人に1人程度が「人生の満足度が向上した」(24.0%)と回答している。しかし「人生満足度が低下した」人も38.8%いた。この割合は、2016年実施の前回調査から14.7ポイント上昇している。
同社は、インスタグラムで映える写真を撮るために話題のスポットに出かけるたり、商品を購入したりする”インスタ映え消費”という言葉が誕生したことを挙げ、
「フォトジェニックなモノやコトを求めて頑張ることに、疲れてしまった20代女性が増えているのかもしれません」
とコメントしている。またハマりすぎて人生を低下させたランキング1位の「ゲーム」だが、全体での割合を見ると「向上させた」(13.5%)が「低下させた」(7.0%)を上回っていることも分かった。
理想と現在のパートナーとのギャップ 男性「口うるさい」、女性「収入が少ない」
仕事面について就業者1206人に、現時点での報酬の満足度を聞くと、「あまり満足していない」「全く満足していない」の合計は42.3%。「非常に満足している」「やや満足している」を合わせた26.1%を16.2ポイント上回る結果となった。
また「仕事での役割や仕事の内容」については、「満足している」(43.4%)が「満足していない」(19.4%)を上回っている。報酬に不満は感じるが仕事内容自体には満足、という人が少なくないようだ。
恋人・配偶者がいる1354人に、今のパートナーに対して満足している点を聞くと、「優しさ・思いやりがある」(47.6%)が最多となった。一方、理想とのギャップについて聞くと、上位3位に僅差で「収入」(14.3%)、「家事が好き・得意でなかった」(13.4%)、「大人の振る舞いができない」(12.3%)がランクイン。
男女別に見ると、男性は「口うるさい・自由にさせてくれない」(12.4%)、「家事が好き・得意ではなかった」(9.9%)と続き、寛大さと家事力に不満を持つ人が多い。女性は「収入が多くなかった」(19.7%)、「頼りがいがなかった」(17.7%)で、収入面や精神的な頼もしさにギャップを感じている人が多かった。
しかし、「生まれ変わっても今のパートナーと一緒になりたいか」と聞くと、「絶対に一緒になりたい」「どちらかといえば一緒になりたい」の合計が45.0%。特に20代男性で70.0%、20代女性で64.7%と、パートナーに対する想いの強さは20代男女で際立った。
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