「給料が低すぎて悲しくなる」という女性の投稿に共感多数 「月10万円届かず…どうやって生きていこうか」「彼氏の手取りも14万円」 | キャリコネニュース
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「給料が低すぎて悲しくなる」という女性の投稿に共感多数 「月10万円届かず…どうやって生きていこうか」「彼氏の手取りも14万円」

12月25日、日経平均株価が今年の最高値を更新し、このままの調子でいけば、6年連続の株価上昇が見込まれるという。景気は上昇傾向だと言われているが、多くの働く人にとってその実感は薄い。

12月半ばの女性向けコミュニティサイト・ガールズちゃんねるには「今の給料が低すぎて悲しくなるひと」というトピックが立っていた。トピ主はアラサーの現役保育士で、日々の保育はもちろん諸々の管理・雑用をこなして手取り15万円。「明細を見て、がっかりしました」と肩を落とす。同じような経験がある人を募ると、共感や嘆きのコメントが相次いだ。(文:okei)

「こんなに少ない総支給額からまた引くの? もうやめて!」

好景気と言いますが……

好景気と言いますが……

レスコメントには、「はーい! 介護福祉士です。 夜勤5回やって手取りで15万でした」を始め、介護職や保育士からは「重労働で責任が重い割に給料が安い」という訴えが多数上がっている。

「1日9時間近く働いて手取り10万。人間関係最悪でボーナスもなし。つらい。転職したいけど田舎だから給料高いとこなかなかない」

中には、「障がい者枠パートなので時給800円。 月10万円届かず… どうやって生きていこうか」など、自立が難しい現状も浮き彫りに。書き込みは、10万に満たない人から12万、15万という人が多いようだった。

また、給料明細を見て手取り額にがっかりするというよりも、所得税、住民税、社会保険など引かれているものを見て「本当にため息が出る」という嘆きも。

「こんなに少ない総支給額からまた引くの? もうやめて!って思う」

という訴えに、筆者も果てしなく共感する。もともと少ない給料から、ごっそり引かれる悲しさよ。

「旦那の給料が上がらない」「将来の事を考えると結婚できるか不安」

女性の場合は給料が安くてどうしようもないとき「結婚」の二文字が浮かぶだろうが、こんな声が悲しさに拍車をかける。

「旦那の給料が上がらない。40前なのに未だに20万前半です」
「彼氏が介護職員です。4万くらい引かれて14万くらい… 1人暮らししたいと言いながら ずっと実家暮らし。将来の事を考えると結婚できるか不安」

今どきは、男性に頼って結婚という道も険しく危ういのだ。

ただ、景気回復で人手不足が叫ばれていることもあり、企業も賃金アップをしていなわけではない。以前キャリコネニュースでも伝えたが、厚生労働省が11月に発表した「賃金引上げ等の実態に関する調査」によると、2017年に「1人平均賃金を引き上げた」、「(年末までに)引き上げる」と回答した企業は、過去最高の87.8%に上ったという。

賃上げしている企業は多いが、金額的には少ない、もしくは全体には行き渡っていないのだろう。同調査では、建設業では改定額が8000円を超え、宿泊・飲食サービスは3040円にとどまっている。

また、調査対象は「従業員が30人以上の製造・卸売・小売業の企業」と、「従業員100人以上の企業」だ。30人未満の小さな会社や、パートなどの非正規雇用は含まれていない。サービス業や非正規雇用が多い女性は、いっそう賃上げなど実感しにくい状況にあるのではないだろうか。

キャリコネであの有名企業の「働きがい」「年収」「残業」の実態を見る

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