最もストレスを感じていないのは「会社役員・管理職」 一般社員を20ポイント下回る
健康食品の通信販売を行う「えがお」は1月26日、社会人を対象にしたストレス実態調査の結果を発表した。30~60代の働く男女454人のうち、普段ストレスを感じると回答した人の割合は79.3%に上り、ほぼ毎日ストレスを感じるという人も47.2%いることがわかった。
仕事別に見ると、ストレスを「強く感じる」「やや感じる」と回答した人の割合が最も高かったのは、「自由職・専門職」で91.7%だった。次いで「公務員・団体職員」が85.0%、「派遣・契約社員」が84.4%だった。逆にストレスを感じている人が最も少なかったのは、「会社役員・管理職」の57.9%で、一般社員の80.7%を20ポイント以上下回っている。
ストレス解消のために1度に使う金額は約3万円、100万円使った人も
男性がストレスを感じる要因は「仕事内容」が55.2%で最も多く、「職場での人間関係」(47.7%)、「体の不調」(37.4%)と続く。一方、女性の場合は「職場での人間関係」(49.5%)、「体の不調」(48.4%)、「仕事内容」(34.9%)の順に多く、男性ではトップ10に入っていない「家事・育児」を上げる人も21.5%いた。
ストレス発散のために何をしているのかを自由回答で聞いたところ、運動(32人)、お酒・たばこ(29人)、趣味(24人)の順に多かった。お酒については、「毎日ビールを飲んで発散」(30代女性)、趣味については「ロードバイクを走らせる」(40代男性)といった回答が寄せられていた。
男女別に見ると、男性は「運動」(20.4%)、「酒・たばこ」(18.4%)と回答する人が多く、女性では「食事」(15.2%)、「知人とのコミュニケーション」(12.9%)という回答が多かった。
こうしたストレスを発散するために、1回あたりどのくらいの金額を使用しているのだろうか。全体では平均3万1920円で、男性では平均3万6393円、女性では平均2万8430円だった。中には、100万円を使って「母さんにブレスレットを買ってあげた」という人もいた。