羽生選手らのオリンピック記念切手、メルカリで高額転売 宇野選手とのセットで定価の2倍以上のものも
日本郵便は大会期間中、随時販売部数を追加するとしている。また、「後日、平昌2018冬季オリンピック日本代表 メダリスト公式フレーム切手 全種類をセット(切手のみ)にして販売する」予定だが、待ちきれない購入希望者がメルカリで買っていると見られる。
東京都のある出品者は、羽生選手の切手シート1枚に、共同通信社が発行する「平昌オリンピックパラリンピック観戦ガイド」(300円)を付け、2888円で出品していた。2つ合わせた定価の値段より1000円ほど高いが、取引が成立していた。
宮城県の出品者は、羽生選手の切手シート1枚を2399円で出品。ネット販売を利用したのか「手元にまだないので、発送予定は2月末になります」と記している。メダル獲得の号外2種と、羽生選手、宇野選手の切手シートを合わせ、5555円で出品している人もいた。高いものになると、それぞれの切手1枚ずつ、合わせて2枚で6000円と、定価の2倍以上する出品もある。
ネット販売のほか、郵便振替で3月下旬まで購入可能
高額転売が相次いでいるが、「郵便局のネットショップ」では3月31日まで、「銀座郵便局での郵便振替による通信販売」では3月30日24時支払い完了分までを注文受付期間に設定。日本郵便の広報担当者は「大会期間中にお求め頂いた方には、全員に行き渡るよう生産する」としているため、購入を焦る必要はない。
日本郵趣協会は、切手シートの高額転売に関してツイッターで
「フリマアプリ『メルカリ』にメダリスト羽生選手・宇野選手のフレーム切手が多数出品され高値で取引されていますが、郵便局ネットショップ(現在アクセス殺到中)で3月31日(土)まで正規購入できます」
と、正規での購入を呼びかけていた。
フリマアプリ「メルカリ」にメダリスト羽生選手・宇野選手のフレーム切手が多数出品され高値で取引されていますが、郵便局ネットショップ(現在アクセス殺到中)で3月31日(土)まで正規購入できます。
— 公益財団法人 日本郵趣協会 (@kitteclub) 2018年2月20日