自己肯定感が低くて写真が苦手な女子が”最高の自分”になれる撮影会に行ってみた ビフォーアフターに驚愕! | キャリコネニュース
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自己肯定感が低くて写真が苦手な女子が”最高の自分”になれる撮影会に行ってみた ビフォーアフターに驚愕!

あなたは写真を撮られるの、好きですか? 筆者は苦手です。まず笑顔とポーズを作り続けるのが難しい。どこを見ればいいのか、普段どう笑っていたか分からなくなります。結果、伏し目がちのカタい笑顔を浮かべた自分が写し出される。

正直、写真うつりがいい人を見ると、学生時代スクールカースト上位だったキラキラ女子なんだろうなとか思います。そんな卑屈さ、妬みから笑顔ができない気がして、最近は最初から変顔します。

そんな中、渋谷ヒカリエで2月24日に開催されたイベント「仕事と働き方の見本市 MOV市-Neighborland-」で「エクスプレシオン styling&photo」という写真撮影をテーマにしたプログラムが行われました。

ライフスタイリストの河面乃浬子さんとウェディングフォトグラファーの藤間俊介さんがタッグを組んでの出展です。今回は写真嫌いの筆者が撮影会に参加し、プロフィール写真やメンタル面のビフォー&アフターを比較してみました!(取材・文:市ヶ谷市子)

「セルフイメージが変われば、自分も変われる」

事前に普通に撮ってもらった写真。仏みは強いけど……。

事前に普通に撮ってもらった写真。仏みは強いけど……。

撮影は「カウンセリング」「メイク・ヘアメイク」「撮影」の3工程で行われます。河面さんのカウンセリングでは、まず「外見は一番外側の内面」という話がされました。

「自分を変えるには、セルフイメージの認識を変えればいいんです。私の仕事は、相手に”なりたい自分”のイメージを掴んでもらって、可視化すること。写真に”自分の理想の姿”が写ったら『こんなにイケてるの!?』って自信になりますよね」

カウンセリングでは「かっこいい」「自立している」「優しい」などの形容詞が書かれたイメージマップの中から、なりたい自分を探します。自己肯定感が低い上に自意識をこじらせ、近年は「君よりも〇〇さんが好き」とフラれることが多い筆者が選んだのは「優雅」「洗練」「自然体」「ほがらか」……。

次に、河面さんからみた筆者の印象をフィードバックしてもらい、なりたい自分(主観)と現在の自分(客観)をすり合わせます。ちなみに、私は「上品」「しっかりしてそう」に見えるそうです。照れました。

河面さん「最後に、撮り終わったあと、どんな気持ちになりたいですか?」
筆者「写真が苦手なんですけど、撮ってよかったと思えたらいいな……」
河面さん「いいですね。その気持を覚えて、それに向かって行きましょう!」

常に「私なんか……」と思う系女子が「私すげー!」となるメイク

その”なりたい自分”のイメージをもとに、メイクさんに化粧直しと髪型のセットをしてもらいます。筆者は普段、暗い色味のアイメイクで髪はきっちり結ぶことが多いのですが、「華やかなパールを使ってみましょう」「絶対ゆるふわ似合いますよ!」などの提案が。

でもそんなの滅相もない。「ゆるふわとか選ばれた人だけができる特権だと思います!」という筆者に、メイクさんは「大丈夫です、絶対似合います!」と全力でレコメンドしてくれました。

「慣れたメイクや髪型しかしない人も多いですが、意外と他人から勧められたのって似合いますよ。いつも1つに結んでいるとのことですが、柔らかい雰囲気を出すにはハーフアップがオススメです!」

常に「どうせ私なんか」「自分には不相応」と思ってしまうのですが、実際に完璧なメイクが施された自分を見て「私すげー!」となりました。

「いいねえ、いい笑顔! わかってる! 最高!」全肯定の撮影

選んだワード、乃浬子さんからのイメージが書かれた紙を持ってパシャリ。超楽しいです。

選んだワード、乃浬子さんからのイメージが書かれた紙を持ってパシャリ。超楽しいです。

ついに撮影。「じゃあそこに立ってください!」と、本棚と椅子が置かれた写真ブースに勧められます。普段ならガッチガチに緊張するのですが、今回はメイクが最高なので意外と大丈夫です。

藤間さんの「じゃあ紙持って思いっきり目開けて笑ってみてください!」にもバッチリ答えられました。「できるじゃないですか!」というお褒めの言葉を皮切りに、超絶ポジティブワードでガンガンにノセられて写真撮影が始まります。

目線、顔の向き、手の置き方などバシバシ指導されました

目線、顔の向き、手の置き方などバシバシ指導されました

藤間さん「歯を見せて笑って~あっイイですね! じゃあ次は本棚に手をかけて……そう、その顔! いいねえ、挑発してますね~。目をパチッとあけて、目線このままで、あーいい笑顔!わかってるね! ……それは笑いすぎ! そう、それ!最高ですね~!」

ありますか? 大人になって、笑うだけでここまで褒められること。この一挙手一投足ベタ褒め。写真に対してネガティブな感情を一切抱くことなく撮影を終えました。

1枚の写真で自己肯定感UP 「別人格なのでは、って気がします」

自分を休日は朝ヨガしてクレンズジュース飲んで彼氏とワンコと公園散歩する人間に思えてきました

自分を休日は朝ヨガしてクレンズジュース飲んで彼氏とワンコと公園散歩する人間に思えてきました

事前の写真と比べると一目瞭然。目が笑っておらず、口元もカタい表情から、ゆったりとした笑みが浮かんでいるような目元、自然と口角の上がった口元になって、とてもナチュラルに見えます。

比較すると表情・ポージング・雰囲気……全部違う!

比較すると表情・ポージング・雰囲気……全部違う!

筆者「めっちゃ自分に自信ある人みたいですね! 別人格なのでは、って気がします」
藤間さん「いやいやこの写真は市ヶ谷さんだからこそ実現した写真ですよ!」

そして最後まで褒めちぎってくれる……。カウンセリング、メイク、撮影、バッチリした写真を撮るにはそれぞれ重要な要素ですが、それが組み合わさると、”なりたい自分”が写されるということを実感しました。

マッチングアプリのプロフィール写真としても優秀ですが、筆者としては写真1枚で自己肯定感がここまで上がることが驚きです。気になる人は、一度お試ししてみてはいかがでしょうか。

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