アルバイトのかけもち理由1位「生活費の足しにしたかった」 職種としては「接客・販売・フード系」が人気
エン・ジャパンは6月14日、求人サイト『エンバイト』上で3414人のサイト利用者を対象に実施した「アルバイトのかけもちに関するアンケート調査」の結果を発表した。
「アルバイトのかけもちをしたことはありますか?」という質問に「ある」と回答した人は53%。「現在、かけもち・Wワーク・副業するバイトを探している」と回答した人は29%だった。アルバイトのかけもちに意欲的な人が多いことがわかる。
アルバイトのかけもち経験がある人に、理由を聞いたところ1位「生活費の足しにしたかった」(62%)、2位「空き時間を有効に使いたかった」(49%)、3位「自由に使えるお金がほしかった」(32%)で、経済的余裕を求めていたり、時間の有効活用を理由に挙げる人が多かった。
メインのアルバイト以外のサブのアルバイトの職種を聞いたところ、最も多かったのは気軽に始められる「接客・販売・フード系」(45%)で、次いで、軽作業系(28%)だった。IT・クリエイティブ系のアルバイトはわずか2%。高い専門性を求められるアルバイトに掛け持ちで就く事は難易度が高いと推察する。
経済的に潤うが「体力的に大変だった」という人も多数
かけもちしていた期間については「3ヶ月以上」(56%)が最多。かけもちをして得た収入は「5万円~10万円未満」が25%で最も多く、次が「1万~3万円未満」(24%)、「3万円~5万円未満」(22%)となっている。
かけもちの感想としては、「副収入が得られて満足」(64%)が最も多く、次いで「体力的に大変だった」(50%)「良いバイト経験ができた」(32%)という回答が寄せられた。
アルバイトのかけもちを成功させる秘訣については「スケジュール調整しやすいバイトを選ぶ」(80%)「勤務地が近いバイトを選ぶ」(54%)が上位に挙がった。
スケジュール管理ができていないと、勘違いでダブルブッキングが起こる可能性もある。また、1日に複数のアルバイトを掛け持ちすると、イレギュラーな事態が発生した際、次のアルバイトに影響が出ることもあるので要注意だ。