小学生男子が将来なりたい職業2位に「エンジニア」が入る 「ユーチューバー」は13位に
男の子がなりたい職業の2位はエンジニア(5.8%)だった。中でもロボットクリエイター(28.2%)を目指す子が多かった。
教員は、2016年に6位、2017年に5位と徐々に順位を上げ、今年は3位(5%)だった。4位はゲームクリエイター(4.7%)で、5位は研究者(4.6%)だった。
またユーチューバ―が13位にランクインした。今年3月にはユーチューバ―のHIKAKINさんが「プロフェッショナル 仕事の流儀」(NHK)に出演しており、徐々に職業として認知されて始めていることがうかがえる。
女子が将来就きたい職業のトップは医師(8%)だった。小学1年生を対象にした調査でも、医師は過去最高の比率だった。医師の人気が高まっているのは、昨年「A LIFE~愛しき人~」(TBS)、「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~」(フジテレビ)、「コウノドリ」(TBS)などの医療ドラマがヒットしたことも影響しているかもしれない。
女子の2位は看護師(7.3%)だった。医師や7位の獣医師、8位の医療関係、12位の薬剤師と合わせて計24.9%が医療関係の仕事を希望していることがわかる。
教員と保育士、パティシエ・パン屋は同率3位だった。また、これまで順位の低かったスポーツ選手が10位に。内訳は男子と同じくサッカーが21.7%だった。近年、なでしこジャパンの活躍が報じられたり、選手がテレビ番組に出演したりすることも多い。サッカー選手が女の子にとっても身近な職業になりつつあるようだ。
親が女の子に就いてほしい仕事は看護師がトップ
一方、親が男の子に就いてほしい職業のトップは、昨年に続き公務員(18.6%)だった。次いでエンジニアが9.7%、会社員が8.8%だった。
親が女の子に就いてほしい仕事の1位は看護師(15.1%)だった。看護師のような仕事で手に職をつければ、結婚や出産を経ても働き続けられるというイメージが強いのかもしれない。
2位は公務員(10.1%)、3位は医師(7.8%)だった。やはり安定した仕事に就いてほしいと思っているようだ。