「小さい頃、今の年齢くらいにはもっとお金があると思っていた」人4割 「想像より未熟」「体力ない」などギャップ感じる声多数
一方、高校生の時に「おじさん」だと思った年齢は平均40.9歳、「おばさん」だと思った年齢は平均40.4歳だった。若い時よりも今の方が「おじさん」「おばさん」と認識する年齢が5歳近く上がっていることが分かった。
中でも50代では、高校生の頃に「おじさん」だと思った年齢の平均は40.8歳、「おばさん」だと思った年齢の平均は40.5歳となっているが、現在はそれぞれ48歳、47.6歳と、約7歳も上がっているのが特徴的だ。
全員に「自分や他人を見て、おじさんっぽい、おばさんっぽいと感じること」を聞くと、最も多いのは「肌の老化」(71%)。続いて「体形が崩れている」(57.9%)、「白髪がある」(42.1%)、「知識が古い」(26.1%)、「公共の場での図々しい態度」(25.3%)と続く。
10代に限ると「知識が古い」が36%で、他の年代より10ポイント以上高い。30代から50代の男女900人から「おじさん・おばさんだと思われないように取り組んでいること」として多く挙げたのは、「外見を整える」(49.3%)、「定期的に運動する」(22.8%)だった。身体や外見を磨くだけでなく、新しい情報に触れるよう心がけることも必要になるようだ。
「思っていたより体力ある」とポジティブな感想持つ人も3割
「小さい頃に思っていた現在の年齢」と「現在の自身」を比較してどう感じるかを聞くと、1位は「思っていたよりもお金がない」(37.8%)。2位以降「思っていたよりも未熟だ」(35.7%)、「思っていたよりも体力がない」(28.1%)「思っていたよりも若い」(27.1%)と続く。
年代別で見ると、「思っていたよりも自由ではない」と回答した人が10代(29.3%)と20代(26.3%)で他年代よりも約10ポイント以上高い。30代は1位「思ったよりも未熟だ」(40%)、3位「思ったよりも体力がない」(32.3%)が、他年代よりも高くなった。
また、「思っていたよりも若い」は40代(32.3%)と50代(35.3%)が他年代よりも高く、想定よりも老化を感じていないことが明らかとなった。