茂木健一郎、ニュースソースとしての「ツイッターリスト作成」のすすめ 「新聞・テレビが報じる前にさまざまな情報が現れる」
ツイッターのリストとは、フォローの有無に関わらず複数のツイッターアカウントをまとめて管理できる機能だ。リストのタイムラインには、登録されたアカウントのツイートのみが表示される。
茂木さんはその機能を利用し、テーマごとに複数のリストを作成。それぞれに自分にとって有益な情報を発信するアカウントを登録しているという。。その理由について、として、
「新聞やテレビなどのレガシーメディアが報じるよりも前に、さまざまな情報が現れることが多く、また、批評的な内容など、レガシーメディアが一切報じないトピックも多い」
いい、幅広く情報収集するために活用しているという。
他にもドナルド・トランプ米大統領、アメリカの宇宙開発会社Space X イーロン・マスク氏をはじめとしたCEOなど、発信するツイート自体がニュースになるアカウントもリストに加えており、このリストを定期的に確認すれば「知るべきことはだいたいわかるようになっている」という。
ニュースは自分で選んで取りに行く時代「センスが問われる」
茂木さんはほとんどテレビを見ないが、BBC「Radio 4」を流しながらやNHK総合ニュースを音声なしの映像のみで流している流すこともあるという。しかし「レガシーメディアのニュースバリューの判断の仕方がぬるすぎて、もはや現代の情報源としては足りないし届かないし参照するに頼りない」とコメント。
「大切なのは、ニュースソースとしてのツイッターのリストの構築をどのようにするかで、それで、その人の接するニュース空間が決まってくる。そこにセンスが問われるわけで、ニュースは自分でキュレーションして取りに行く、そんな時代になっている」
また自身のブログに追記で「新聞やテレビが情報の中心になっている層」と「インターネットから情報を集める層」の間の格差が、「現代における最も大きな分裂の一つと言って良いだろう」と指摘した。
最近、若い世代と話していると、新聞もテレビも一切見ないという話は何度かしているが、それでは、彼がどうやってニュースを得ているのかというと、圧倒的にヤフーニュース。あとはグーグルニュースとか、スマートニュースやニュースピックスなど。つまりソーシャルメディアである。
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) 2018年9月24日
ニュースのソースとして、ソーシャルメディアはもはやど真ん中だが、加えて、私はツイッターのリストをつくることを強く推奨している。自分にとって有益な情報をツイートしたり、RTしたり、コメントしたりするアカウントを集めて、ニュースソースになるツイッターのリストをつくっておくのだ。
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) 2018年9月24日
私自身、テーマごとにいくつかのツイッターアカウントのリストがあって、日本語、英語の両方でさまざまなトピックを追っている。新聞やテレビなどのレガシーメディアが報じるよりも前に、さまざまな情報が現れることが多く、また、批評的な内容など、レガシーメディアが一切報じないトピックも多い。
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) 2018年9月24日
さらに、Elon MuskさんやDonald Trumpさんなど、そのツイート自体がニュースになるアカウントもあって、そのようなリストに加えてそのようなアカウントを定期的に巡回していれば、知るべきことはだいたいわかるようになっている。
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) 2018年9月24日
私はテレビはゼロと言うくらい見ないが、それでもBBCのradio 4を音声で流しながら、NHKの総合のニュースの画面を流しておくことはある。しかし、NHKと言えども、レガシーメディアのニュースバリューの判断の仕方がぬるすぎて、もはや現代の情報源としては足りないし届かないし参照するに頼りない。
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) 2018年9月24日
大切なのは、ニュースソースとしてのツイッターのリストの構築をどのようにするかで、それで、その人の接するニュース空間が決まってくる。そこにセンスが問われるわけで、ニュースは自分でキュレーションして取りに行く、そんな時代になっている。
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) 2018年9月24日