熊本・のど飴騒動に加藤浩次が苦言「日本人のおっさんたちの一番ダメなところ」「柔軟性がないって恥ずかしい」
番組では、緒方議員の行動を問題視した竹原孝昭議員に取材。竹原議員は「議場という場所、いかに議員が大切にしている神聖な場であるかということです」と話し、問題視は当然という態度を取る。
「(緒方議員は)当選した当時、お茶のペットボトルを持ち込んでいて、議場とは何ぞや議員とは何ぞやという自覚が足りなかった。議場は正装で入るもの。本会議場とは厳粛な場所ですから。アメを舐めて質疑をしたということがいかに重要なことか、議員にとって」
加藤さんはこの考え方に納得がいかなかったようだ。
「『神聖な場所』というのはそうなんだけれど、喉痛いって言ってる人間に『神聖な場だから』ってどうすりゃいいの。(中略)『聞き取りづらいからアメ出して下さい。喉痛いかもしれないけど』ならわかるけれど、いい大人が『神聖だ』と言って皆で責め立てるって、これ一番ダメなところ。日本人のおっさんたちの一番ダメなところですよ」
森圭介アナウンサーは、研修に来た新人アナウンサーがアメを舐めていたらどうするか聞かれ、「話を聞いて理解すれば『今日はいいよ』とか、『大きい声出さなくていいよ』ってことになる。歩み寄って話をどれだけ出来るかということが重要なんじゃないかと思います」と回答。この発言を受けて加藤さんは「そこの柔軟性がないって本当に恥ずかしい」と改めて熊本市議会の対応を批判した。
「市民のための話ができないのであれば、何のための議会なんだろう」
お笑いタレントの近藤春菜さんも「8時間も議会が止まるようなことではないなとは思いますね」と熊本市議会を批判。タレントの大沢あかねさんも、
「マナーとして話す前に出すとか、スプレータイプのものを使うとかやり方はいろいろあったかなと思うんですが、これで8時間も止めて、市民のための話ができないのであれば、何のための議会なんだろうなとは思いますね」
と話していた。