求職者の52%が「求職時の嫌な体験でその会社の製品を買いたくなくなる」 特に印象が悪いのは「給与・職務内容が不明瞭」
求職者の購買行動に影響を与えた要因は、「給与・職務内容が不明瞭」が63%で最も割合が大きく、次いで「応募に返答がない」と「面接でのネガティブな体験」がそれぞれ59%だった。
日本では、グローバル平均と同様「給与・職務内容が不明瞭」が62%で最も多く、次いで「応募に返答がない」と「応募への返事が遅い(6~8週間後)」がそれぞれ59%だった。
また求職者の61%は選考での嫌な経験を周囲の人へ伝えている。そして50%の人は友人が嫌な経験をしたら、自分もその企業の製品やサービスを買いたくなくなると答えている。嫌な経験をSNSに投稿する人も19%、企業レビューサイトに投稿する人も10%いる。
同社のジリ・ハルブルスタット氏は、
「悪い口コミは、良い口コミより早く広がります。キャンディデイト(求職者)は、嬉しい体験をすれば友人ひとりだけに話しますが、ネガティブな体験をした場合には、50人にその体験を伝えます」
と企業に警告している。
![ネットショッピングのように簡単になればいいと感じる人の割合](https://news-careerconection-image.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2018/10/1030candidate.jpg)
ネットショッピングのように簡単になればいいと感じる人の割合
求人への応募がネットショッピングと同じくらい簡単になればいいという人はグローバル平均で50%だった。特にマレーシア(68%)やポーランド(67%)、インド(60%)で割合が高かった。日本は35%で下から3番目だった。