ミドル世代の8割が「年下や女性の上司」の経験あり やりにくかった理由は「上司の実力不足」「上司なのに遠慮しすぎ」
「今まで上司が年下や女性だったことがある」と答えた人に「その際の上司との関係」を聞くと、最も多かったのは「人による」(52%)だった。
上司との関係が「スムーズだった」と答えた人に理由を聞くと、1位は「年齢や性別で判断しないと決めている」(27%)、2位は「上司が柔軟性に優れていた」(17%)、3位は「上司が謙虚な人柄だった」(15%)だった。
一方、「やりにくかった」と答えた理由の1位は「上司の実力不足」(29%)、2位「上司の肩肘張っているような態度」(19%)、3位「上司の経験不足」(11%)だった。「上司なのに遠慮しすぎていた」も6%いた。「その他」には、「感情的だった」「性格が合わなかった」といった意見が寄せられた。
「今後、一般的に上司が年下や女性であるケースは増えると思うか」については、88%が「増えると思う」と答えた。理由として、最も多かったのは「実力主義が今以上に浸透するから」(57%)、次いで「女性活躍が推進されているから」(53%)という結果だった。その他に、「定年は延長されるが職位は変わることになるから」(32%)「ダイバーシティがより普及するから」(25%)「女性の方が優秀だから」(15%)といったコメントが挙がった。