「基本給は余り高くなく、残業で稼いで庶民の水準まで持って行くスタイルです。働き方改革の影響でどうなるか非常に心配しております」(機械設計 30代後半男性 正社員年収600万円)
「給与は残業をすることが前提になっています。残業で毎月の手取りを増やしていくイメージです。働き方改革で残業が減れば手取りが当然減るので、生活は苦しくなると思われます」(その他 30代後半男性 正社員 年収580万円)
これまで「残業代で稼いできた人」にとって、残業規制は悩みの種になっているようだ。もともとの基本給が少なく、残業をすることで月々の手取りを増やしていた人々は多いだろう。
こうした「残業代ありきの労働者」にとって、「残業ができない=残業代カット」という状況は死活問題だ。給料に対する不安の声が挙がるのも無理はない。