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アジア地域「働きがいのある会社ランキング」発表 1位「グーグル」、中小企業はオーストラリアが独占

「Great Place to Work」ウェブサイトより

「Great Place to Work」ウェブサイトより

世界で「働きがい」に関する調査・分析を行っている専門機関「Great Place to Work(GPTW)」は2015年2月5日、「アジア地域における働きがいのある会社」ランキングを発表した。

アジア8か国合計で900社以上の「従業員」に、全世界共通60問のアンケート調査を行ったもの。ランキングは「グローバル企業部門」、「大企業部門」(社員500人以上)、「中小企業部門」(同499人以下)に分けて発表が行われた。

日本からは「Plan・Do・See」と「ワークスアプリケーションズ」がランクイン

グローバル企業部門の1位は「Google」(インド、日本)、2位は「マリオット」(オーストラリア、インド、UAE)、3位は「エリクソン」(UAE、サウジアラビア)となった。日本に支社のある企業ではアメリカン・エキスプレス(4位)、マイクロソフト(7位)もランクインしている。

大企業部門でも、10位にウェディング事業などの「Plan・Do・See(プラン・ドゥ・シー)」、11位にIT企業の「ワークスアプリケーションズ」の2社が入った。ワークス社は、世界各国から人材を採用。グローバル統一の評価制度および報酬制度を構築するなどし、「経営層への信頼」「仕事や会社への誇り」「会社内の連帯感」の3項目で高い評価を獲得した。ランクインに際し同社は、

「今後も、国内外の社員が働きがいを持ちながら互いに能力や技術を高め合い、新しいアイディアを創出できるような環境づくりに注力し、グローバル・テクロノジー・カンパニーを目指してまいります」

とコメントしている。

従業員が「会社や経営者を『信頼』できるか」

また中小企業部門でも、士業事務所をたばねる「トリプルグッド・グループ」(21位)、ソフトウェアの「Acroquest Technology(アクロクエスト・テクノロジー)」(24位)が選ばれた。また、この部門で目立つのは1位から8位、11位から20位までを独占しているオーストラリア企業の強さだ。

OECDの調査(2013年)によると、オーストラリアの年間平均労働時間(1676時間)はOECD平均(1770時間)より約100時間少ない。しかし年間平均賃金は5万449米ドルと、日本(3万5405米ドル)より大幅に高い水準にある。

GDPを就業者数で割った「労働生産性」も、オーストラリア(9万572米ドル)はOECD平均(8万4609米ドル)を上回っており、「幸福度」調査でも、3年連続で「1位」となっている。

もちろん「働きがい」の要素はそれだけではないが、日本人からすると十分羨ましく思える。では、日本企業が「働きがい」を高めるにはどうしたら良いのか。

GPTWの担当者は「働きがい」とは、安心安全に働けたり、給与が公正に支払われたり、福利厚生が整っていたりといった「働きやすさ」に加えて、組織に培われた「風土」のようなものが大切だと説明する。今回アジア地域のランキングとして発表されたのは初めてだったが、日本における展望についてこのように話している。

「一緒に働いている仲間と『連帯感』が持てるか。自分が行っている仕事に『誇り』が持てるか。会社や経営者を『信頼』できるか。そうした目に見えない会社の文化や風土のようなものが積み重なって、『働きがい』につながります。日本の経営者からも関心の高まりを感じますので、今後そうした指標を大切にする企業も増えてくるのでは」

あわせて読みたい:職場で「義理チョコ廃止論」続々 「出費が万単位で辛い」「お返しもくれない」

 

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