消費税増税で「生活がきつい」という声相次ぐ 「子どもを産むんじゃなかった」「お店閉めるとこが増えそう」 | キャリコネニュース - Page 2
おかげさまで9周年 メルマガ読者数
65万人以上!

消費税増税で「生活がきつい」という声相次ぐ 「子どもを産むんじゃなかった」「お店閉めるとこが増えそう」

「ここ最近は、以前と同じ物を買ってると厳しくて、色んな商品のランクを安い方へ落とす事で乗り切ってる 」

可能な限り節約できるところは節約して何とかやりくりしていた人も、増税を機に生活状況が変わる人もいるだろう。10月以降に国民の権利である「健康で文化的な最低限度の生活」を送ることが難しい人は急増しかねない。

また、「ちゃんと国民に還元されるならいいんだけど」と増税を容認しつつも、「このままじゃ格差は広がる一方で、社会を逆恨みする人たちの犯罪が増えていきそう」と格差拡大を指摘するコメントも見られた。

消費税は豊かな人も貧しい人も同じく負担する逆新性の側面を持つ。増税で高所得者よりも低所得者に非常に大きなダメージを与え、格差の拡大だけでなく格差の固定化まで招く恐れがある。

他にも、「今後もますます増税するかも」という予想が出てきて「子ども生むんじゃなかった……生まれてきてそんな世の中が待ってるなんて可哀想すぎる」と子どもの将来を案じて出産を後悔する人の悲痛の叫びも見られた。

参院選では消費税撤廃を訴える政党もあったが……

「うちは自営業飲食店ですが、これからますますお店を閉めるところが増えそう。うちもかなり厳しいです」

消費増税は個人だけでなく企業側にとっても重くのしかかる。増税に伴うコストカットとして、最も手がつけやすい「人件費」を削る企業は増えるだろう。そして、消費税は上がり給料が下がるという負のスパイラルが生じる可能性も予想できる。

「自民党に入れた人だけ増税して欲しいわ。馬鹿馬鹿しい」

自民党に入れた人や選挙に行かなかった人への恨み節も見られた。この前の参院選は投票率は48.8%と24年ぶりに半数を下回る歴史的な低さではあったが、「消費税を撤廃する」と訴えていた政党がある中で、自民党が票数を集めた。

増税が私達の生活にどのような影響をもたらすかはまだわからない。ただ、もし10%への引き上げのせいで生活が苦しくなったと感じたのであれば、次に行われる衆議院選挙では政党選びを吟味し、投票所に足を運ぶべきではないだろうか。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. 一流の戦略より「一流の実行力」 社員を信じて任せるダイキンの経営術
  2. 学童保育でワーママ悲鳴「貯金尽きた」「受入人数多過ぎで目が届いていない」 保育園だけじゃない預け先の悩み
  3. 落合陽一が語るAI時代の生き残り方 大事なのは「自分の収入と生み出している価値の差をしっかり把握すること」
  4. 上司に出す印鑑は「左に傾ける」のがマナー? ネットは「狂ってる」「社畜魂だな」と大批判
  5. 若新雄純氏、「30歳成人式」を提唱 「18歳で準成人、30歳で成人と段階を踏むほうが、今の社会に合っている」
  6. 「店員がマスクして接客ってあり?」に反論相次ぐ 「食品扱う職業はマスクしてほしい」「不特定多数のお客様が来るから風邪予防もある」
  7. 1人暮らしにありがちなこと 「郵便受付がいつの間にかパンパン」「冷蔵庫内の賞味期限切れが多発する」
  8. 【新型肺炎】野田洋次郎、マスク買い占めに苦言「過剰反応は備えではない」 ファンからは"買えない"報告相次ぐ
  9. コンサルタントが働きやすい企業2位デロイトトーマツ「昇給は毎年」、3位アクセンチュア「有休と別に年160時間の傷病休暇」
  10. ソニーが「アロマスティック」体験イベントを開催 「香りを持ち運ぶ」新しいライフスタイルを提案

アーカイブ