一方、喫煙者では「賛成」(21%)が5人に1人にとどまる。「反対」(43.6%)は、賛成派の2倍以上にのぼった。
賛成派の意見として
「臭い、とにかく臭いが気になる。」(20代女性、非喫煙者)
「食事する場所ではせっかくの美味しい料理がタバコの強い臭いでマズくなる。更に喫煙後直ぐに室内に戻ることも不快、特にエレベーターでは喫煙と同じで非常に不快。」(30代男性、非喫煙者)
と臭いを気にする声が多く挙がった。このほか「たばこが吸えないとイライラする喫煙者がいる様ですが、非喫煙者からしたら周りで吸われるとイライラします」「タバコを吸わない人にとっては迷惑でしかない」といった周囲への迷惑を指摘する声も寄せられた。
一方、反対派の意見としては
「喫煙者の権利が守られていない!あまりにも規制しすぎ。反対する人の声ばかりを尊重しすぎ。不公平すぎる。」(20代女性、喫煙者)
「平等と言いながら結局差別だ。高い税金を払っているのだから少しは吸う人のことも考えてほしい。」(30代男性、喫煙者)
と喫煙者の権利を主張する声も。「それならばタバコ自体を禁止したほうが良い。国の態度が一貫していない」「喫煙者が気の毒。それよりも受動喫煙を防ぐシステムを検討してほしい」などと対応の不完全さを理由に挙げる人もいた。
「法案施行を機に禁煙をしよう」(9.7%)という喫煙者は1割にも満たない。9割以上は、場所を変えるなどして喫煙を継続するようだ。