全国各地で式典の開催が中止・延期となり、花の需要が減少していることから、「農林水産省は花の消費拡大を図るため、家庭や職場に花を飾って楽しむ『花いっぱいプロジェクト』を始めます」と説明する。
花には「心癒やす」「季節感を醸す」「部屋が華やぐ」「心が豊かになる」といった魅力があるとし、地方自治体関係団体に向け職場や公共スペースに花を飾るよう呼びかけている。
職員2人は淡々と説明をしているが、動画終盤、突然机の上いっぱいの花が出現。2人の頭にも花が飾られており、うち1人はいつの間にかサングラスをかけている。その間も、2人は真面目な表情で、
「消費者の皆さん、職場や食卓などどこでも花を飾ってみませんか?」
「身近な人に日ごろ伝えられない想いと一緒に花を贈ってみてはいかがですか」
と呼びかけ、「以上、農林水産省からのお知らせでした」と締めくくっている。笑わせにかかってはいない分シュールさが際立っている。動画の再生回数は13日現在でまだ2000回ほどだが、ほかの動画の再生回数を大きく上回っている。
ツイッターでは「冒頭で真面目に自己紹介してスライド終了後、全力でふざけてEDを撮っていくスタイル 嫌いじゃない」「これOkした管理職、懐深いな~」といった声が寄せられている。