続いて、学校の友人同士のやり取りでは「クラスに”チャットグループ”がある」(87%)と9割が答えた。また、中には「悪口が書かれているのを見たことがある」(14%)という人も7人に1人いた。高校生では8%にとどまるのに対し、中学生では20%と大きく差が開いた。
さらに、7割が「SNSで知らない人からコメントをもらったことがある」(69%)と回答。うち7人に1人が「誹謗中傷を受けた(明らかな悪口を言われた)ことがある」(14%)と答えている。回答者を男女別にみると、男子(19%)と女子(9%)で開きがあった。具体的な内容では
「自分がつくったオリジナルの作品を紹介したら、盗作と言われた」(17歳男子)
「体型について揶揄された」(15歳女子)
などの声が寄せられた。
一方、4割は「友人がSNSでつながった人と実際に会った話を聞いたことがある」(37%)と回答。男女別にみると、女子が(48%)が男子(25%)の2倍に迫った。「自分自身がSNSでつながった人と実際に会ったことがある」という質問でも、女子(25%)が男子(8%)を上回った。
ネット上のトラブルに巻き込まれた時の相談先を聞いたところ、最多は「インターネットで調べる」(76%)で、次点の「親に相談する」(55%)を大きく上回った。次いで「友人に相談する」(50%)、「無料の相談窓口に電話する」(31%)、「インターネット上の知り合いに相談する」「兄弟姉妹に相談する」(各13%)と続いた。
ネットショッピングについては、9割が「インターネット上で買い物をしたことがある」(90%)と回答。また、購入する際に「親に相談や共有をいつもしている」(43%)という人は4割程度にとどまり、合わせて6割が「しないこともある」(36%)、「いつもしていない」(21%)と答えた。