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【ケンタッキー】日本KFCホールディングスの平均給与はいくら? これだけもらえる優良企業

これだけもらえる優良企業の社員

これだけもらえる優良企業の社員

上場企業の財務諸表から待遇を探る「これだけもらえる優良企業」シリーズ。今回は、「ケンタッキーフライドチキン」を日本で運営する日本KFCホールディングス(東証二部)を取り上げます。

日本KFCHD社員の平均年収は630万円

最新データ(2020年3月期)によると、日本KFCホールディングス社員の平均年間給与は630.9万円。ここ数期で大幅に上がっていますが、後述する組織再編も関係しています。

  • 2016年3月期:514.2万円
  • 2017年3月期:541.9万円
  • 2018年3月期:568.8万円
  • 2019年3月期:612.6万円
  • 2020年3月期:630.9万円

この額には、賞与や基準外賃金(手当など)も含まれています。

日本KFCホールディングスの売上高は、2016年3月期の881.8億円をピークに下降し、2020年3月期は796.3億円まで下がりました。

その一方で、2018年3月期に4.8億円にまで落ち込んだ営業利益は、2020年3月期に47.9億円となり、過去最高益を記録しています。

2021年3月期も好調で、上期の売上高は前年同期比13.8%増、営業利益は同37.7%増に。通期でも増収増益となる見込みで、コロナ下でもドライブスルーを含む「持ち帰り需要」が高まったとのことです。

日本KFCHD社員の平均年齢は47歳

次に、従業員数と平均年齢、平均勤続年数(ともに単体)を見てみましょう。

日本KFCホールディングス社員の平均年齢は47.3歳。職種にもよると考えられますが、ざっくり言うと40代半ばで600万円台に乗る人が多いということでしょうか。

  • 2016年3月期:1,020人(36.6歳・12.3年)
  • 2017年3月期:956人(37.2歳・13.8年)
  • 2018年3月期:677人(39.2歳・14.6年)
  • 2019年3月期:70人(46.7歳・15.5年)
  • 2020年3月期:66人(47.3歳・15.7年)

このデータは日本KFCホールディングス本体(単体)のみのもの。2019年3月期に従業員数が607人減っているのは、2018年4月1日付けで組織変更が行われたためです。

事業会社に直接関わるコミュニケーション本部(企画広報部、人財開発部、店舗サポート部)を日本ケンタッキー・フライド・チキンへ業務移管。本体にグループ会社の方針決定と経営管理、M&A施策推進による事業多角化の機能を集約するとともに、事業会社各社へのガバナンス強化に努めるとしています。

直営店とフランチャイズ店の違いに注意

1970年、米KFCコーポレーションと三菱商事の合弁会社として、日本ケンタッキー・フライド・チキンが設立されたのが始まり。2014年に現在の持株会社体制へ移行し、2016年に撤退するまでピザハット事業も行っていました。

採用サイトには新卒採用とアルバイト採用、フランチャイズ採用がありますが、現在は日本KFCホールディングスのキャリア採用はないようです。

アルバイトから社員への道はあるようですが、店舗には日本KFCの直営店とフランチャイズ店があることに注意が必要です。

店舗数は2020年3月期末時点で1,133。うち直営店が306、フランチャイズ店が827。フランチャイズ店の雇用主は店舗を運営する地元企業となります。

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