結婚相談所にいる男性の年収はどれぐらい? 年収300万円でも婚活で成功するポイント
結婚相談所に入会したいと思っても「そもそもこの年収でも結婚できるんだろうか?」と不安になっている男性もいるでしょう。実際に結婚相談所でお見合い相手を探す際、条件に「年収」を挙げる女性は多いです。しかし、たとえ年収が低くても本人の努力次第で結婚はできます。
この記事では結婚相談所にいる男性の年収や、年収と成婚しやすさの関係などをご紹介します。「年収が低いから結婚できないんじゃないか」と悩む男性は参考にしてください。
1.みんなの年収はどれぐらい?年代別データ
まず年代別の平均年収をご紹介します。国税庁が2019年に発表した「年齢階層別の平均給与」はこちらです。
男性の平均年収は40歳を境に500万円を超え、女性の平均年収は25~29歳にピークを迎えます。結婚相談所にいる会員の年収とはどれほどの差があるのでしょうか。
結婚相談所「ツヴァイ」の男性会員の年収はこちらです。
なんと約8割が年収500万円以上。ツヴァイでは男性会員の約76%が20~40代のため、年代にもよりますが日本男性の平均年収より比較的高めであるといえるでしょう。
2.女性が男性に求める年収とは?
株式会社デザインキャリアセンターが「女の転職type」の会員にアンケートを実施したところ、女性が結婚相手に求める理想の年収額は以下のような結果になりました。
こちらは「理想の年収」であって、実際に結婚を考える際の基準になる年収ではありません。それでも400万円以上からは理想の年収にバラつきがあることがわかります。1,000万円以上の年収を求める女性は18.7%と少なく、理想であっても現実的な年収を挙げる女性が多いといえます。
さらに同アンケートで「ギリギリ結婚できるかなと思う、相手の最低年収額は?」を調査した結果がこちらです。
30~34歳の日本男性の平均年収は450万円。上のデータによれば60.2%の女性が年収499万円以下の男性と結婚できると回答しています。つまり平均程度の年収であれば、十分結婚相手の候補として土俵に乗ることができるのです。
*女性が結婚相手に求めるものは年収だけじゃない!
結婚生活において経済力は大切な要素のひとつかもしれません。しかし、女性が結婚相手に求めるものは経済力だけではありません。
婚活パーティの運営会社「PARTY☆PARTY」が実施したアンケートによると、女性が結婚相手に求めるものベスト5はこちらです。
気になる「経済力」は第3位。半数以上の女性が年収以上に「価値観」や「人柄」を重視すると回答しています。
経済力はライフステージによって変化するもの。もし収入に変化があっても価値観や人柄の相性がよければ乗り越えられるでしょう。結婚後の長い人生を思えば、年収より価値観のマッチングに重きを置く女性が多いようです。年収がネックで婚活を始める勇気が持てない男性にとっては、希望を持てる結果ではないでしょうか。
3.年収が低いと結婚できない?結婚相談所における年収と成婚率の関係
「年収が低くても結婚相談所に入会できる?」と気になる人もいるかもしれません。結論からいえば、年収が低くても結婚相談所に入会することはできます。
たとえば、ツヴァイでの入会資格は「ツヴァイの規定に基づく20歳以上の独身男女。男性は一定収入のある仕事に就いている人」となっています。ただし「ハイスペック婚」を謳うような結婚相談所では入会資格に年収の基準がある場合もありますので、入会前にチェックしておきましょう。
それでは、実際に年収と成婚率には関係があるのでしょうか? 日本結婚相談所連盟が2018年に発表した「成婚白書」によると、男性の年収と成婚しやすさの関係は下記のようになりました。
成婚しやすさは100%が平均として、100%を超えれば超えるほど成婚しやすいとされています。成婚しやすさの100%を超えるのは500万円からですが、それ以上の年収と成婚しやすさは正比例している訳ではありません。
年収が300~399万円でも年齢が25~29歳なら成婚しやすさは108.8%になっており、もし年収が高くなくても年齢が若ければ十分成婚できることがわかります。
4.年収が低くても結婚できる!婚活で意識するポイント
高年収男性のほうが結婚しやすいとはいえ、年収が低くても結婚できるチャンスは大いにあります。年収に自信がない男性は婚活で以下のポイントを意識しましょう。
*年収が低くてもいい女性、共働きを希望している女性を探す
婚活で大切なのは価値観のマッチングです。結婚相手の条件として経済力を重視する女性もいれば、自分がバリバリ働いているから相手には家事能力の高さや育児への積極性を求める女性もいます。
結婚相談所ならお互いの希望条件に合う人を紹介してもらえるので、自分の年収でも会ってもらえる女性を探しましょう。
*節約して貯金を増やす
年収をいますぐ増やすことは難しいかもしれません。しかし出費を減らして節約することはいまからでも始められます。高収入でも出費が多くて貯金をまったくしていない男性より、収入が多くなくても堅実に貯金をしている男性のほうが魅力的に感じる女性はいるでしょう。
また、生活レベルは一度上げてしまうとなかなか下げられないもの。無駄な出費を抑えた生活に慣れておくことで、結婚後も堅実に貯金に取り組みやすくなります。
*年収以外の自分の魅力をアピールする
年収以外の魅力を磨いておいて、婚活でアピールすることも大切です。優しさや堅実さ、コミュケーション能力の高さなど、女性に自分の魅力を伝えられるポイントはたくさんあります。特に結婚後は家事や育児に積極的に参加することを伝えておくと、印象がアップするでしょう。
また、相手の女性に興味を持って話を盛り上げる姿勢も大切です。共通の趣味を持っていれば話が弾みますし、もし共通点がなくても積極的に話を深掘りして広げることで十分魅力的な男性に映るはずです。