今回飲み比べたのは、セブンの青のコーヒー「高級キリマンジャロブレンド」と、ローソンのレギュラーコーヒー。ただ、ローソンのレギュラーコーヒーは12月17日に豆が変わっており、「イパネマ農園 イエローブルボン豆」40%使用のブレンドコーヒーを提供している。
値段は税込100円と変化はないが、飲んでみると従来ブランドより酸味が強くなっている。以前コンビニコーヒー4社を飲み比べた際、ローソンの評価が高かったのは「最もコク、苦味が強く、濃厚に感じられた」という点だった。
しかし今回は濃厚なコクや苦味より、スッキリした風味が勝っている印象を受けた。ローソンのコーヒーを愛飲する編集部メンバーも「前と違う。香りも今のはちょっと焼き芋みたい」と話す。
一方、セブンの青のコーヒーは高級銘柄であるキリマンジャロ豆をブレンドしている。セブンのレギュラーコーヒーはどちらかというと酸味が強かったが、青のコーヒーはさらに深入り焙煎しるためコクが増している。
編集部ではコクと苦味が強く、濃厚なコーヒーが人気の傾向があるため、今回はセブンに軍配があがった。いつものコーヒーに10円プラスするだけでこれが飲めるなら青を選びたい。
ただ今回はローソンが酸味の強い豆を提供しており、従来商品との比較が出来なかった。セブンvsローソンの勝敗はまだついていない。コンビニコーヒーの美味しさについては個人の嗜好によって変わるだろう。濃くて深いものが好きならセブン、酸味が強いものが好きならローソンをおすすめしたい。