飲み放題を注文すると蛇口につまみが装着され、客が自由に焼酎を注ぐことができる。制限時間が近づくとスタッフが延長するか否かを確認する。一旦中断して飲み放題を再開することはできず、”連続のみ”をするほかない。終了すると蛇口のつまみを取り外す。
割り物は水、炭酸、お湯のほか、緑茶や烏龍茶、ホッピー(外)、レモンハイなどのハイサワーがあり、すべて有料で200円。同店スタッフによると「お冷は無料」とのことなので、それで割ってもよさそうだ。
「西荻窪店は立ち飲みのカウンター席にのみ蛇口がついていますが、複数名のお客様でもテーブル席ではなくカウンターを選ばれる人が多いですね。お客様からは『めちゃくちゃ酔える』と好評です」
一方で飲みすぎてしまう人もいるという。
「中には『立ち飲みでよかった。座ってたら無理だったかも』という人もいますが、それでも酔っぱらい過ぎて転ぶ人もいます。お酒の量についてはお客様ご自身で気をつけていただければと思います」
立ち飲みを愛する酒飲みの間では「座ると逆に酔いが回る」という人が一定数いる。立って飲まなければいけないと思うことで酒量を抑えたり、意識をしっかり保てたりするという意味だが、それができなくなる人もいるようだ。節度を守りながら楽しみたいところだ。