「狂気じみてる…」北海道~鹿児島まで3泊4日で鉄道縦断ツアー 小田急トラベルが発売 | キャリコネニュース
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「狂気じみてる…」北海道~鹿児島まで3泊4日で鉄道縦断ツアー 小田急トラベルが発売

画像はサイトをキャプチャ

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小田急トラベルのツアーが「狂気じみてる」とネット上で話題になっている。「北海道から九州まで!日本列島鉄道縦断ツアー」というもので、北海道から電車を乗り継いで鹿児島まで行く3泊4日の旅だ。

行程は9月18日スタート。北海道・稚内のホテルに現地集合し、前泊をするところから始まる。翌朝6時20分に集合し、日本最北端の線路である稚内駅(特急サロベツ)から旭川(ライラック)、札幌(北斗16号)、函館(はこだてライナー)、新函館北斗(はやて98号)、新青森(普通列車)を経て22時1分に青森駅に到着する。

「新幹線で車種や列車名の違うものに何度も乗り換えさせるとは」

青森市内のホテルに宿泊し、翌朝7時24分青森駅発の普通列車に乗り、新青森(はやぶさ10号)、盛岡(こまち10号)、仙台、福島(つばさ132号)、宇都宮(なすの272号)、大宮(MAXとき321号)、高崎(あさま613号)、長野(はくたか565号)、金沢(しらさぎ64号)、米原(ひかり653号)、新大阪(のぞみ57号)、岡山(ひかり593号)で乗り換え、小倉駅に23時29分着。

翌朝、北九州市内のホテルから小倉駅7時16分発のこだま775号に乗り、博多(つばめ313号)、熊本(みずほ601号)、鹿児島中央(普通列車)、JR日本最南端の西大山駅に11時54分着。その後は貸切バスで鹿児島中央駅まで移動し、現地解散となる。

朝・昼食付きで、上記の運賃、宿泊費など込みで15万5000円だ。このプランにツイッターでは「狂気じみてて草」「新幹線で車種や列車名の違うものに何度も乗り換えさせるとは」と驚きの声があがった。中には「これって、現美新幹線以外の新幹線乗れるルートなのか」という人も見られた。

広報「本来なら乗り換えなくてもいい駅で乗り換えています」

ツアーを企画した小田急トラベル広報担当者によると、「元々企画した人が鉄道好きで、日本列島を縦断するツアーがあればと発案しました」と話す。電車での縦断ツアーは他社にもあるものの同社では初だという。この複雑な乗り換えについて、

「宇都宮駅など、本来なら乗り換えなくてもいい駅で乗り換えているのですが、新幹線の全車両に乗るためです。ただダイヤの乱れなどで運行が変わる可能性があるので、約款上、表立っては書けません」

と話す。また夕食付きではないことについて「3日目でしたら新大阪で少し乗り換え時間を長めにとっています(20時27分着、20時38分発)。そこで駅弁などを買っていただければ」という。

ターゲットは鉄道が好きな人で、7日現在2人から申し込みが来ている。同担当者は「まだ掲載から2日ですし、価格も価格なので」と話す。最少催行人数は15人のため、人数が集まらなければ中止となるが、開催されることを願うばかりだ。

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