清掃会社を1時間で辞めた女性「”休む時は、他の人に連絡して穴埋めして”と全スタッフの個人情報を渡されました」
時として「引き際が肝心」といわれることがあるが、短期間で仕事を辞めてしまう人は、何をきっかけに見切りをつけているのだろうか。富山県の50代女性は「事務職として採用された時のこと。入社初日に『愛人につくか、愛人以外の人につくか』と聞かれ、5日で辞めた。いわゆる派閥闘争」という声を寄せている。新潟県の30代女性も、
「食品工場を5日で辞めたことがある。新人で教育も受けていないのに、レーンの最後方に配置された。取りこぼし厳禁の作業だったが、前にいるおばさん連中は取りもしない。そのくせ『新人が悪い』と罵って遊んでいた」
とコメント。引き続き、ほかのキャリコネニュース読者の声も見ていこう。(文:鹿賀大資)
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「会ったこともない人にどうやって連絡するの?」
千葉県の30代男性は、新卒採用で就いた営業職を2か月で退職した。その理由について「地方配属で、とても不便な場所だったから」と説明する。
「配属先について事前に電話確認していたが、詳細を伝えられたのは赴任の2週間前。『職場の近くにある社宅に住め』とのことだった。しかし社宅は、目の前に線路があるため揺れる。駅からも遠く、スーパーも同様。各種家電が間に合わないだけでなく、部屋はお湯が出ないし、風呂もなかった」
男性は「精神的に病んだ記憶しかない」と綴っているが、そう語るのも無理はない。
栃木県の40代女性は以前、清掃関係の会社を「1時間で辞めました」と明かす。出勤初日、会社からシフトをもらったはいいが、上司から「都合の悪い時は、他の人に自分で連絡して穴埋めするように」と言われたのだ。
「『会ったこともない人にどうやって連絡するの?』と疑問が浮かびました。すると直後に、全員のフルネーム&携帯番号&住んでいる地区が載っている用紙をわたされ、『個人情報が丸出しじゃん』と納得できずに帰りました」
帰り際、女性は「私の情報を消しといて」と言い残してきたそうだ。
「何個オニギリをさばけば、売り上げが出ると思ってるんだ」
都内の50代女性は、コンビニエンスストアを約1か月で退職した時のことを語る。退職の発端となったのは、客から両替を頼まれた一件だった。2人組の外国人客に「この1万円札(複数枚)を両替してほしい」と言われたが、女性は断った。しかし一緒に働いていた男性アルバイトがそれに応じてしまい、事態は急展開する。
「数時間後、レジ点検で1万円の不足が発覚。店長はなぜか私が『悪い』と言い張り、本部の人を呼び寄せた。そして本部の人は、私に『何個オニギリをさばけば、売り上げが出ると思ってるんだ』と糾弾。警察まで呼び始め、男性アルバイトはガクブル状態だった」
女性は「その日の私は一切レジを触っていない」と主張し、自身のせいにする理由を聞いた。すると本部の人は再び「僕たちの知らない何らかの方法で、レジ操作をしたかもしれないじゃないか!」と興奮。女性はもちろん、「その場にいた警察も呆れ白目状態だった」という。
女性は「次の日からバックれました」と書いている。
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