同窓会で壊れた友情 「会場も決まったし、あとはよろしく」 面倒な実務だけ丸投げしてきた幹事と絶縁 | キャリコネニュース
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同窓会で壊れた友情 「会場も決まったし、あとはよろしく」 面倒な実務だけ丸投げしてきた幹事と絶縁

画像はイメージ

学生時代の友人はかけがえのないものだが、同窓会きっかけでそのまま縁が切れてしまうこともある。

静岡県の50代男性は、ある年のお正月に持ち上がった「中学時代の同窓会」をきっかけに、友人たちと絶縁することになったという。

10軒以上当たってようやくホテルを仮押さえしたのに

同窓会は学年全体で100人規模になる予定だった。お正月の飲み会に参加していた7~8人が幹事となり、開催時期は夏休みと決まった。

だが、男性は不安を抱いていたようだ。

「企画したのにGWが近づいてもまったく進展してが見られなかったので、自分が以前開催した同窓会の幹事をやった経験からお節介を承知で進捗状況を確認」

男性の予感は的中した。案の定、幹事たちは会場の予約すらしておらず、「段取りなど全くできない人達」だったという。夏休みまで時間がない中、男性は急遽、会場探しを引き受けることになった。

「日程だけは決まっていたうえ予算内で100名規模の会場はなかなか見つからず、10数件当たったところ、前回開催したホテルで何とか受け入れていただけました」

繁忙期の夏、しかも大人数の会場を直前になって押さえるのは至難の業だ。男性の尽力で、なんとか開催の目処が立ったはずだった。

「会場も決まったし、今後の打ち合わせは引き続きよろしく」

ところが、会場の仮押さえを報告した数日後、ある幹事の男性が異を唱え始めた。

「前回と同じだとちょっと盛り上がらない」「会費も高くなる」「ホテルは地味」

文句をつけるだけでなく、その幹事は「自分の知り合いのお店ならオシャレで、貸し切りで100人以上入れてもっと安く出来る」と提案。勝手に幹事内でアンケートを取り、事情を知らない他のメンバーも賛成したことで、会場の変更が決定してしまった。

百歩譲って、より良い会場が見つかったのならいいだろう。しかし、その後の対応が信じがたいものだった。会場変更を主導した幹事から、こんなメールが届いたのだ。

「会場も決まったし、今後の打ち合わせは引き続きよろしく」

そこには、会場担当者の連絡先が記されていたという。文句だけ言って決定をひっくり返し、面倒な実務はすべて男性に丸投げしようというわけだ。

「さすがにそれはないだろうと、その場で幹事を辞退し同窓会も欠席しました。それ以来このグループの同級生とは関わらないようにしています」

口は出すが手は動かさない、という人はどこにでもいるが、ここまで露骨だと愛想が尽きるのも無理はない。男性のこれまでの手間をなんだと思っているのだろうか。絶縁を選んだのは賢明な判断だったと言えそうだ。

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