会社を辞めた“くだらない理由” 「踏切の待ち時間が長かった」「常連客のイケメンが結婚した」
「片思いの社内恋愛に疲れた」
「失恋したから。もう会いたくなくて」
「人間関係が理由で仕事を辞めた」と聞くと、上司からのハラスメントなどを想像してしまうが、意外と恋愛絡みで辞表を提出する人は多そうである。
人間関係だけでなく、「休憩室など店の裏側が汚くて1日で限界だった」とオフィスに対する不満を理由に挙げる人もおり、「パーテーションがなかった。そんな事かと思うかもしれないけど、私は落ち着かなくてストレスしかなかった」と、その内容も様々だった。
少しなら我慢できそうなことでも、職場はほぼ毎日過ごす空間であるため、一度ストレスに感じると気になって仕方ないようだ。
学生時代に社会人では考えられない理由で辞めたという人も多くいた。たこ焼き屋で働いていた時、「タコを捌いて」と言われて半泣きで辞めたという人もおり、今では良い思い出になっているではないだろうか。
「高校生の時にやってたコンビニのアルバイトだけど、隣のガソリンスタンドで働いてるめちゃくちゃイケメンの常連のお客さんが結婚するって聞いてショックで辞めた」
これも確かにくだらない理由だが、女子高生にとっては一大事なのだろう。
普通にハラスメント「既婚の40過ぎの上司に告白されて、断ったら嫌がらせされた」
「社員全員での朝礼が新興宗教みたいで気持ち悪すぎた」など、会社の雰囲気が合わずに辞めたという人もいた。他にも、「男性社員の昼食に使った食器を洗うのが当たり前みたいな風潮が嫌でやめた」と未だに男尊女卑の意識が根強い職場に嫌気が差してしたというコメント見られた。これは辞めて正解だろう。
「既婚の40過ぎの上司に告白されて、断ったら逆ギレして嫌がらせされた」
「小さい会社でトイレが男女一つずつなんだけど、男の社長が女子トイレ使う」
普通にハラスメントと騒がれていそうな理由で退社を決意したという声も寄せられた。これらを「くだらない理由」と思わせてしまう、日本企業の空気感は問題だろう。
小さなストレスであっても、積み重なることでメンタルヘルスに多大なダメージを負ってしまう。働き続けていたら心に大きな傷を負っていたリスクも想定されるので、くだらない理由と思っても、我慢をせずにスパッと辞めるほうが良さそうだ。